先日、特別なお祝い事が有りまして
京都に育ち近くに住んでながら
目の前を通るだけで
外壁からの憧れである
俵屋旅館さんへ行ってきました
京都の街中に現存する
最古の旅館として知られる
禁門の変で焼失の後に再建された
木造2階建の建物
玄関は麸屋町通りに面し
敷地の中には複数の中庭・外庭が
全客室から見えるように配置され
洗練された数寄屋風建築には
和の風格を感じさせられる
三百年も続く老舗旅館の一つです
石州(島根県)浜田在、
呉服問屋「俵屋」の
京都出店として宝永年間に創業
石州藩藩士の定宿となるほど、
主人岡崎和助のもてなしが評判となり、
次第に宿を本業とする様になる
そして、そのもてなしぶりは、
舟橋聖一の小説「花の生涯」に描かれている
また、伊藤博文や犬養毅など
幕末を動かした政治家たちも
投宿し今も残されている宿帳に
語り継がれている
趣のある庭園に望む18室の部屋、
そのすべてが本物を語るのです
玄関よりお出迎え下り
客室へ案内頂き
お茶と黒蜜蕨餅を
ちゅるんと頂きました
静寂さを感じる和の空間には
遊び心もある優雅さ
書院のよな数寄屋
粋な小窓からも緑が見えます
浴室は
秋篠宮様の御印の木曽五木
高野槇を使用なされたお風呂
食べログ等では
常時ランキング上位になってる料理
まずは
タコの酢の物、たらの芽の天ぷら
山芋しんじょう、えんどう豆のスープ
イカ、鯛、あぶらめ
厚揚げと湯葉のミルフィーユ
網焼き
若竹煮鍋
酢の物
水物はグレープフルーツのもっちりゼリー
ご馳走様でした
見事なのは、お食事だけではなく
数々の器の絵付けに
履き心地良いスリッパから
お布団のカバーまで
宿の御主人の手掛けられた物でした
玄関に履き物係さんがおらはりまして
靴を履くと
雨の日には乾いてて
寒い時期は温かくて
この優しさが嬉しい
一流ホテルのサービスではあじわえない
繊細な日本の真心
『おもてなし』を感じました
三百年もの時を越え継続なされてる老舗旅館
老舗と言うものが
百均コンビニ、ファーストフードの
自由化簡素化生活に価値観までもが
淘汰され変化したかのような現代
時代は変われど
現役御活躍中の八十歳の御主人は
おもてなしへと
自ら手掛けられる
日本人のモノ作り精神を忘れない
誠に御立派で在られます
心に残るおもてなしを
有難う御座いました
機会があれば
是非とも又お世話になりたいと思いました












