文庫本 書店ガール2 最強のふたり 碧野圭 | 当方見聞録

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文庫本 書店ガール2 最強のふたり 碧野圭


前作がそこそこ面白かったので続編を読んで見ました。

あくまでもそこそこだったんだけどね。


で、今回もやはり平坦な盛り上がりというか、、坦々と流れていくだけ。劇的なドラマ性がない。


前作で閉店した店から大型書店に転職し、企画を立ち上げるふたり。

方や妊娠、もう一方は職場恋愛と、ちょっとしたことを絡めた何となくお決まりのコース。定番ぽくてちょっと飽きた。


舞台にある各書店を一堂に集めた書籍企画。各棚を書店のもつポリシーとかを売りにして陳列。

これってさ、実際にあった本屋のパクリじゃないの?

倒産寸前の本屋が、「売れないけど面白い本」とかの企画棚を作って持ち直したって話を聞いたことがある。

それをちょっと大仰にしたような感じ。それをどうだって感じで出されても、「ああそうですか、パクリですね」としか思えない。


それと劇中に出てくるPOPにしても、それが如何に大事か力説してるけど、実際はあんなものいらないんだよね。

本を選ぶときや平積みしてある本をとるときなんか邪魔になって仕方がない。以前TSUTAYA御殿場店の文庫棚はPOPばかりだった。雨後の筍のようにPOPが乱立して本を選べなかった。

で、文句を言ったら、今は立てかけたり斜めにしたりで、これもまた選びにくい。機会があればまた文句を言ってしまいそう。


実際には、本のほうから読者を選んでくるモンなんだよね。

平積みや棚を見て歩くと、「私を読んで」って誘ってくる。まあ本当のところは、表紙だったり題名だったりちょっとしたことが、心のどこかに考えていたものとリンクして、視覚として飛び込んできて引っかかってくるんだけど。引っかからないものは「私を読んで」って言ってこないし。


次回作がでたら・・・。

う~ん、どうしようかな。たぶん読まないだろうな。

この人が描く本屋と、私の本に対するイメージがかけ離れてるから。