息子、5年生の秋だった。
高校の授業料無償化の影響で
中学受験が過熱しているとニュースで見た私は
ふと息子に問いかけた。
「小学校を卒業して、地元の中学に行くのと
自分で選んだ全く別の中学に行くのと
どっちがいい?」
息子:ノン太「別の中学!」
即答だった。
中学って選べるんや!
知らんかった!
と新しい世界の扉を叩いたかのように
ノン太は目を輝かせた。
幼い頃から本が好きで
もっと実験がしたい!
生き物に化学、ロボットのことを知りたい!
と様々なものに興味が尽きなかったノン太にとって
学校の授業は退屈だったらしい。
だから
もっと深く学べる学校があるなら行ってみたいとのことだった。
11歳の息子が
自分の進路を考えはじめていた。
将来、何になるか分からないけど
なりたいものの選択肢がちょっとでも広がるなら…
と思った私は
「よし、じゃあやってみよう!」と言っていた。
ノン太「おー!」
現状を変えたければ環境を変えろという言葉がある。
私はノン太にその言葉をプレゼントするとともに
自分で選んだ道に進むとはどういうことかを話した。
話すうちに、中学受験をしたことがない私は行き詰まった。
受験をして受かれば学校を選ぶことができる。
今より深く学べる環境になる可能性が高い。
だけど、それ以上のことは分からない。
学力はどれぐらい必要なのか?
通学できる距離に受かりそうな学校はあるのか?
学費は?
…
子供が受験生になった日。
それは私が中学受験について
必死で調べる日になった。
おまけ
自宅学習の参考に
読んだ本を紹介します。
すぐに取り入れられる
面白い勉強法が
盛りだくさん!
遊びながら勉強できてしまうのは
本当に嬉しかったです。