今朝、ワイドショーを見ていて涙したこと。
先日の能登半島地震。
被災地に住んでる多くの方が高齢者ということで、避難所にはたくさんのおじいちゃんおばあちゃんが。
その方々にリポーターがこんなことを聞いてました。
「いま、一番何がほしいですか?」
「何もいらないですよ。」
「生きてることがうれしいんですよ。」
「みんな同じなんだから自分だけ何かがほしいなんて言えないですよ。」
避難所暮らしでとても辛いでしょうに、そんな言葉を口にしない方々。
実際は水がなかったり、寒かったり、広い所で寝たかったり、本当にいろいろご苦労されてるのに、誰一人自分勝手なことを言ってなかった・・・
ご老人だもの、辛いはずなのに・・・
コメンテーターが言ってました。
戦時中や戦後を耐えしのんできた世代の方々は、本当に耐えることを身体で覚えてます。
自分さえ良ければいいという考えはもっていません。
こんなときでも、ボランティアで来てくださってる方への感謝の言葉が何よりも先。
絶対に見習わなければいけないんです。
忘れてはいけないんです。
あるおばあちゃんの所に、遠方に住む息子さんが避難所へ会いに来ているシーンが。
リポーターの質問に対しては
「みなさん同じやから。大丈夫です。」
って気丈に答えてらした。
でも、息子さんを目の前にした瞬間、とっても、とってもホッとした顔をして泣き崩れていました。
不安だったんでしょう。
つらかったんでしょう。
そして、何よりも安心できた涙だったんでしょうね。
心からじーんとしました。
涙がとまりませんでした。
私を含め、我慢する事、耐える事、できているのでしょうか・・・
反省しました。