みなさま、こんばんわ🌜
今日の大阪は少し暖かい1日でした🌞
本日は定例会
本日は、2ヵ月に1度の ヒアリング・ヴォイシズ研究会の定例会 でした🙂
対面とオンライン両方で開催されています。
私は大阪からオンラインで参加させていただきました。
ヒアリング・ヴォイシズ研究会
「ヒアリング・ヴォイシズ」とは、以下の意味です👇👇👇
ヒアリング・ヴォイシズ
「ヒアリング・ヴォイシズ」とは、
- 聞こえる体験をそのまま「ヒアリング・ヴォイシズ=声が聞こえる」という言葉でとらえなおし
- 体験者の言葉を大事にして、その体験への理解・対処・支援について、体験者と周囲の人たちがともに学び
- 「聞こえる本人の自己理解」と「関係者の理解や視点の拡がり」を進める
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日本臨床心理学会編(2010)『幻聴の世界―ヒアリング・ヴォイシズ』pp.144, 中央法規出版株式会社 |
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我が国では、佐藤和喜雄さんと、藤本豊さんが中心となって活動されています。
▼ Facebook ヒアリング・ヴォイシズ研究会
定例会の様子
こちらはオンラインの画面です👆👆👆
定例会は、対面会場8名、オンライン5名の計13名の参加でした。
主宰者の佐藤和喜雄さんと藤本豊さんは、用事があってお休みでした。
こちらは東京都八王子市の対面会場の様子です👆👆👆
対面の東京会場は、多摩草むらの会の夢来(就労継続支援B型)です。
▼ 夢来(就労継続支援B型)多摩草むらの会
体験を分かち合う
「ヒアリング・ヴォイシズ研究会の定例会」では、毎回、以下のような方々が集まり、様々なお話をされています。
- 声が聞こえる人
- ご家族の方
- ヒアリング・ヴォイシズの活動に興味のある方
「声が聞こえる」ということで、当事者の方は 統合失調症 の診断を受けられている方が多いです。
今回の定例会でも、興味深いお話をたくさんお聞きすることができました😊️
当事者の方やご家族の方々が、「声が聞こえる体験」を分かち合っておられました。
排除される障害者
1人の参加者の方は最近あった出来事についてお話されていました。
![男性](https://stat.ameba.jp/user_images/20220723/20/mikislog/22/d1/p/o0268026815150696250.png?caw=800)
参加者
自分はダンスや音楽が好きなので、集会やイベントに行っています。
最近、参加するとはじかれることが多いです。
自分は一般の基準に満たないようです。
![男性](https://stat.ameba.jp/user_images/20220723/20/mikislog/22/d1/p/o0268026815150696250.png?caw=800)
参加者
他の参加者は、みんな仕事とかの合間に来ているから、問題はない方がいいらしく・・・。
一般の基準について行けない自分は、色んなことをやろうとするのは難しそう・・・。
![男性](https://stat.ameba.jp/user_images/20220723/20/mikislog/22/d1/p/o0268026815150696250.png?caw=800)
参加者
自分としては趣味というか、リハビリとして参加していたんです。
音楽が得意だから、それでお金を稼ごうとしていて・・・。
音楽の仕事で生活水準を上げたいところです。
この方のお話に応えて、私も先日あるワークショップから精神障害者が排除された話をしました。
▼ 精神障害者が排除された話はこちら
幻聴にどう対処したらいいか
別の参加者の方から、参加者全員に向けて質問がありました。
![シャツの男性](https://stat.ameba.jp/user_images/20230423/13/mikislog/8a/e3/p/o0268026815274360253.png?caw=800)
参加者
自分は幻聴があって、何かしようとすると幻聴に邪魔されてできません。
みなさんは幻聴とどう向き合っていますか❓
他の参加者のみなさんから、幻聴に対してどんな風に対応しているか、自分の体験談を交えてお話がありました。
私はみなさんがお話されている間に、こちらの本をスキャンして、チャット欄で全員に共有しました。
「幻聴に対応する方法」がこの本の中に書いてあったことを私が覚えていて、その「内容が質問者の方のお役に立つのでは❓」と思ったからです。
本のP146にはこのように書いてありました。
体験に耳を傾ける
ヒアリング・ヴォイシズでは、聞こえる人の生の体験に、「ありのまま」耳を傾けることから始まる。聴声体験者も、他の人には声が聴こえないとわかったとき、他者の体験と自分の体験の間に違いを感じるだろう。その違いを双方から越えて、体験を認め合い、学び合いが始まる。
この取り組みでは、あなたは声の聞こえる人に対して、まず声の体験のありのままに耳を傾け、驚きや恐れの気持ちを共感する。
そういう話が一対一の面接でだけでなく、グループでできれば、いっそう支え合い、学び合うことができる。それがヒアリング・ヴォイシズの例会である。
![]() |
日本臨床心理学会編(2010)『幻聴の世界―ヒアリング・ヴォイシズ』pp.146, 中央法規出版株式会社 |
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他の参加者の方のお話に耳を傾けながら、本を読んでいると、このように書かれていました。
私はこの時、ヒアリング・ヴォイシズの例会の意味を理解しました。
佐藤和喜雄さんに誘われるままに、何となく参加していた例会でしたが、このような大きな意味があったのです。
話は尽きずとも時間は過ぎる
他にも日本維新の会の医療改革提言のことなどを話し合っているうち、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
楽しいひと時を過ごしているときは、あっという間に時間が過ぎてしまいますね。
名残惜しく思いながら、終わりの挨拶を1人1言ずつ言って、お別れとなりました。
ヒアリング・ヴォイシズ研究会 定例会のお誘い
ヒアリング・ヴォイシズ研究会は、奇数月(隔月)の第2土曜日に定例会を開催しています。
次回の開催は以下の日程となっています。
- 日付:2024年5月11日(土)
- 時間:14:00~16:00
- 開催:対面(東京)・オンライン(Zoom)併用
- 費用:無料
ご興味のある方は以下のメールアドレスまでメールを送ってください👇👇👇
mbodaiju@mx1.kcv.ne.jp
佐藤和喜雄さんのパソコンにメールを送ることができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋