みなさま、こんばんわ🌜

 
1 仕事帰りに紀伊國屋書店

今日は会社の出勤日でした😄

オンラインで予約していた本を受け取るため、仕事の帰りに紀伊國屋書店(梅田本店)に寄ってきました🖕🖕🖕

紀伊國屋書店はいつでも人がいっぱいです。

2 知的好奇心の追求

Twitterでフォローしている方が、臨床精神薬理 25巻06号 について投稿されていました。

 

「臨床精神薬理」は精神医学系の月刊学術雑誌です👉

「精神科治療学」と同じ、星和書店 から出版されています。

 

臨床精神薬理のバックナンバー を見てみると、統合失調症や精神科薬物療法に特異的な興味関心のある方必読のコンテンツが充実🤩

どれもぜひ読んでみたい魅力的な記事ばかりです🤩

 

 

医学系の雑誌だけあって1冊3,300円(税込)とお高め💴

 

頼みの母校の大阪公立大学図書館(医学分館)にもありません。

本当は大阪公立大学が定期購読していますが、医学部研究室に置いてあって卒業生は読めない仕様になっています💧

(医学 or 看護研究室以外にある本は無料で読み放題なので、感謝感謝です🎵✨)

 

読みたい気持ちがどうにも抑えきれなくなって、買ってみることにしました😄

 

私の現在のお仕事は クリエイター で、精神医学について詳しくなってもお給料が増えるわけではありません。

それでも「もっと読みたい、もっと知りたい」という気持ちがとまりません。

この気持ちをきっと 知的好奇心 と言うのだろうと思います。

3 精神医学雑誌の棚

せっかく紀伊國屋書店に来たので、他にも本を見てみることしました。

こちらは精神医学雑誌の棚🖕🖕🖕

 

フランクル先生の著書が並んでいて、先生の人気のほどがうかがえます😄

第二次大戦中のアウシュヴィッツで必死に書きとめていた原稿が、70年の歳月と9,000kmの距離(日本⇔オーストリア間)を超えて、極東の日本で今もまだ読み継がれていると知ったら、フランクル先生もきっと驚かれることでしょう。

 

フランクル先生の著書の下の段には、中井久夫先生の著作がズラリと並んでいました🖕🖕🖕

これは秘密ですが、私は中井先生に無許可で勝手に弟子入りしています😄

さすが紀伊國屋書店さんは、読者が読みたい本をちゃんと取り揃えてくれています😉👍

 

4 買ってきた本

紀伊國屋書店で買ってきた本はこちらです🖕🖕🖕

どの本も臨床心理学を志すならば、一読しておかなければいけない話題の本ばかりです。

 

『臨床精神薬理』は 第25巻04号 だけを予約していたのですが、紀伊國屋書店で 第25号06号 を立ち読みすると、すごく面白くてついつい買ってきちゃいました。

 

7月初頭に、名古屋に住んでいる親戚の家を掃除するという特殊なアルバイトをして、謝礼として少しお金をいただいたのですが、謝礼はこうして本に化けてしまいました😅

5 精神疾患=統合失調症❓
 

自宅に到着するまで待ちきれず、紀伊國屋書店からの帰りの電車の中で、「臨床精神薬理 第25巻06号」を読み始めました。

 

 

「臨床精神薬理 第25巻06号」の609ページに掲載されていた「統合失調症における多剤大量処方へのアプローチ:その思想と実践」という論文に、1965~2003年の統合失調症の治療において、多剤大量処方が常識であった と書かれていました。

 

当該論文によれば、何らかの理由により精神科医の先生が交代した場合、抗精神病薬の処方があまりにも多すぎ、後任の先生はどの薬がどういった目的で処方されているかが全くわからず、減薬しようにも問題解決の糸口すら見つからないこともままあったとのことでした😲

 

この論文を電車の中で読んでいる時に、私は突然「かつて何らかの精神的な不調に陥ると、ほぼ全ての人が統合失調症と診断され、多剤大量処方によって薬漬けにされていたのではないか」と思いました。

薬漬けにしてしまう前提ならば、診断などどうでもいい時代があったのではないか❓(失礼)

5 点と点が線でつながった瞬間

当ブログと同じアメブロに 精神科はどこへ|精神科医のブログ というブログがあり、「診断名が統合失調症から発達障害に変更になることはありえない」と主張されていて、精神障害当事者界隈では物議をかもしています。

 

 

精神科はどこへ|精神科医のブログ ではまるで「精神疾患は全て統合失調症ということにして、抗精神病薬によって治療をすればいいのだ」と言わんばかりの主張のように思い、違和感MAXです。

(そのわりについチェックして読んでしまう)

 

「臨床精神薬理 第25巻06号」の論文(「統合失調症における多剤大量処方へのアプローチ:その思想と実践」)を読んで、精神科はどこへ|精神科医のブログ で感じていた違和感と、過去において精神疾患のうち6割が統合失調症だった(多すぎ)という比率、多剤大量処方で過鎮静に陥っていた事実などの 点と点が線でつながった ような気がしました。

 

仕事とは無関係な純粋な知的好奇心を、追求できる自由があるのは素晴らしいことですね😉🍀✨

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋