みなさん、こんばんわ🌜
今日は昨日に引き続いて障害者雇用で働いている私が、障害者雇用について語りたいと思います😉
昨日の続きです。
前回の投稿はコチラ
➡ 障害者雇用で働く障害者が障害者雇用について語るⅠ(2020年7月6日)
本当は1日分の記事でしたが、長くなりすぎたので分割しました😉
これは以前、SNS上の発達障害の診断のある看護師さんのグループに所属していた時に、グループメンバーから依頼を受けて私が書いたものに加筆修正したものです。
話を戻しますと、私が対象としているのは、一般企業の障害者枠で働く障害者雇用についてです。
私のことも書いてありますが、交流目的でSNSを通じてたくさんの障害者と交流した結果、一般就労の障害者雇用の情報がたくさん集まりました。
私以外の障害者雇用で働く人の情報もたくさん書いてあります😄
もしかしたら、これから「障害者雇用を目指されている人がおられるんじゃないかな」と思って、こちらにも投稿させていただきました😄
お役に立てれば幸いです😉
🍀 私の障害について
私は精神保健手帳(精神障害者保健福祉手帳)を持つ精神障害者です。
精神保健手帳の等級は3級です。
主病名は自閉症スペクトラム障害(ASD)です。
もっと詳しく言うと、注意欠陥・多動性障害のある自閉症スペクトラム障害です。
一言で言うと、私は発達障害者です。
発達障害は就労する上で困難が発生しているケースもあります。
人によっては困難がないケースもあります。
発達障害は主訴が多様で、症状はまさに千差万別です。
発達障害は「発達障害だから〇〇」と一概に決めつけることはできない障害なのです。
更に 非障害性障害 という言葉もあり、発達障害の診断があるからといって、本人が必ずしも困っているとは限らないのです。
発達障害者 は必ずしも 精神障害者 ではないのです。
で、私の場合は何が問題かというと、それは 私にもわかりません 。
おそらくは発達障害に対する研究が進んでいないため、現時点では私の困りごとが見えていないのだと思います。
今後、発達障害の研究が進めば、私が何に困っているかも見えてくる のではないかと思います。
発達障害の研究の進展が待たれます。
🍀 障害者雇用になったきっかけ
私が障害者として現在の会社に就職した理由は、ついこの間まで私の病名が 統合失調症 だったからです。
発達障害ぐらいであれば健常者雇用でも働けますし、健常者として働いている発達障害者もたくさんおられます。
しかし、統合失調症までいってしまうと、健常者雇用が難しくなってしまいます・・・。
加えて私は元看護師ですし💧
発達障害だけであれば、看護師として働くことはまだできます。
しかし統合失調症までいってしまうと、知らないうちに 非公式な免許停止処分 を受けてしまうので、看護師としては再起不能になってしまうんです。
※ 非公式な免許停止処分については現在対応および調査中。のちに公開の予定。乞うご期待😉
🍀 障害者就職面接会へのお誘い
私が障害者として現在の会社に就職させていただいたきっかけは、A型作業所に通所している時に、身体障害者の友達 が 「障害者就職面接会に行くけど、一緒に行かないか❓」 と誘ってくれたことです。
大阪府では年に2回(2月と10月)、障害者のみを対象とした 障害者就職面接会 があります。
主催は大阪ハローワークです。
会場はマイドームおおさかという展示場(大きな催しをするホールのようなところ)です。
マイドームおおさか👇👇👇
身体障害者の友達と、知的障害者の友達、精神障害者の私の3人で 2017年10月の障害者就職面接会 に行きました。
🍀 障害者就職面接会の準備
ハローワークに行けば、障害者就職面接会にブースを出展予定の企業の情報が載っている冊子を事前にもらうことができます。
私は冊子を見ながら、看護師職も含め、主に一般事務狙いで 8社の企業に応募 することにしました。
私が応募させていただいた企業のうち、7社が契約社員の募集。
正社員の募集は1社だけでした。
障害者就職面接会で求人を出している全ての企業の中で、正社員の募集は、その1社しかありませんでした。
障害者雇用で正社員になるのは、雲をつかむようなお話なのです・・・。
⚠️ しかし障害者雇用で正社員になることは不可能ではありません。
🍀 障害者就職面接会
障害者就職面接会 イメージ図👇👇👇
障害者就職面接会の会場に行くと、障害者を募集しているたくさんの企業のブースがあります。
障害者就職面接会に履歴書と職務経歴書を持って行き、就職を希望している企業のブースの係の人にお渡しします。
そしてすぐに、その同じブースで簡単な面接をしてくれます。
ブースでの1次面接イメージ図👇👇👇
ブースでの簡単な面接が実は1次面接にもなっていて、面接後に企業から連絡があれば更に2次面接に進むことができます。
私は障害者就職面接会で、開始時間から終了間際までずっと各企業のブースを回っていました。
8社の企業全てを回ることができました😄
応募した8社のうち、2次面接に進むことができたのは、2社だけでした。
どちらも契約社員の一般事務の仕事でした。
🍀 2次面接へ
2社とも、2次面接を受けました。
2次面接はどちらも障害者を募集している会社まで行って面接を受けました。
2次面接に合格できたのは、1社だけでした。
すなわち、私が今働いてる会社です😊
入社後、しばらくして私は契約社員から正社員に登用されることになりますが・・・これはまた別のお話になります😉
私のポジションに応募し、2次面接を受けた障害者は全員で 18人 いました。
採用されたのは私だけです。
つまり、倍率は 18倍 でした❗
なぜ私を採用してくれたのか、のちに私の採用を決めてくれた偉い人にお話をお聞きする機会があったので、聞いてみました😉
するとわかったのは以下のことでした👇👇👇
🏵️ 偉い人が私の採用を決めた理由
- 私がそこそこのレベルの大学を卒業していた(卒業した看護大学が公立大学だった)
- 統合失調症の発病以前は、看護師として働いていた(看護師として働く能力があった)
- 上記から他の障害者よりも ポテンシャルが高いと判断 し、採用を決めてくださった
私が現在の会社の採用試験を受けたとき、私の病名は 統合失調症 でした。
しかし、会社は私が病気になる以前の私の学歴や経歴を見て、私の採用を決めてくれたのでした。
統合失調症になってしまうと、本当に大変です💧
人生が大きく歪んで変わってしまいます。
ほとんどの人は悪い方に。
統合失調症になってしまったら「全て終わりなのか」というと、そういうわけでもなかったのでした😄
統合失調症になっても、それまでの人生はなくならないし、人生はまだまだ続いていきます。
精神障害者としての新しい人生が始まるだけなのです😉
お読みいただき、誠にありがとうございました😊
いかがでしたでしょうか❓
これから障害者雇用を目指すみなさまのお役に立てれば幸いです😉