私は夢をよく見ます。神夢といいますか、夢の中でいろいろ神さまから教えて頂くのです。
1 初代さまの夢
初代さまの夢は、まだ二代さまご存命中のことです。
日の丸のついた羽織に袴をおつけになり、正装されて、扇子をお持ちになった初代さまが、私の目の前に現れました。
初代さまは私を指さされて、
「孫娘の白日だな」とおっしゃいました。私はかしこまって「はい、そうでございます」と申し上げました。
「お前は二代の云うことを聞いておったらよいのじゃ。それでよいのじゃ」とおっしゃって下さいました。それからくるりと後ろを向いて行こうとなさいましたので、私は思わず、「先代さま、二代さまがもうすぐお帰りになりますから、お待ち下さいませ」と申し上げました。すると、初代さまは私を振り返ってごらんになり、「今、わしは〝二代の云うことを聞いていたらよい〟と云うたではないか、わしの後をついて来るな」とおっしゃったのです。そこでハッと目がさめました。
初代さまの夢ははじめてでしたので、その夢の中の初代さまのお着物のこと、そしておっしゃったこと等、二代さまに申し上げますと、「そうか、その通りだよ、先代の云われた通りに白日はしていたらよいのだよ」と教えて下さいました。
当時二代さまを「おしえおやさま」とお呼びしていた頃のことでしたのに、夢の中では私が二代さまと申し上げ、初代さまも二代とおっしゃっていました。不思議です。
ただ私が子供の頃、ひとのみち解散後、PLになるまで〝二代さま〟とお呼びしていました。それが、夢の中でよみがえったのです。夢とは、 ほんとうに不思議なものです。
初代さまの夢と云いますと、その後、火事の中を私が初代さまを背負って逃げる夢をみました。
2 二代さまの夢
御木徳近記念館(二代さま教主邸)事務室に二代さまが座っていらっしゃいました。
二代さまは「この記念館に行くなというヤツも、またそれを聞いてこの記念館に来ないヤツも、みなわしに反抗しているんじゃ」と大きな声でおっしゃいました。
その声で目がさめました。
これは二代さまの、神さまのお言葉であると頂きました。
二代さまに反抗し、二代さまをないがしろにし、迷走している心なき教団の人々を神さまが戒められたのです。
影身祖さまがお亡くなりになる少し前の頃でした。このことを貴日止教主に申し上げますと、「エッ、そうですか」と驚いておられました。
3 貴日止教主の夢
貴日止教主は2020年12月5日に亡くなられました。
2015年5月19日と2022年5月2日と、二回私の夢の中に貴日止教主が現れました。
(1)2015年5月19日の夢
私にぴったりくっついて離れない貴日止教主に私は「亡くなられたと思ったけど、どうされたのかしら」と思って貴日止教主をよく見ますと、私にぴったりくっついて離れないのです。そして「白日さんがいてくれてよかった、白日さんがいてくれてよかった」と私の顔をじっと見つめてにこやかにしておられ、大きな声で呼んでいる、その声にハッと目がさめました。
ああ、夢だったのかと思いました。貴日止教主が私にはなれずにぴったりくっついていた感触は不思議でした。
(2)2022年5月2日の夢
貴日止教主が私の前に居られ、私に真剣な顔で
「白日さん、あとをお願いしますね、必ずあとをお願いしますね」
と繰り返し私に云われるのです。
貴日止教主のお顔の向こうに、二代さま、初代さまの笑顔が私を見ていらっしゃって、何か私はほのぼのとした気持ちでした。と同時に貴日止教主の繰り返し私におっしゃる言葉で目がさめました。
これも本当に不思議な夢でした。