平成24年元旦 新年の抱負 | 御木白日のブログ

御木白日のブログ

学習院大学 仏文科卒業。大正大学大学院文学博士課程修了。
詩人活動をとおして世界の平和に貢献。

あけましておめでとうございます。
昨年は千年に一度といわれる東北大震災と大津波、
そして福島第一原発のメルトダウン事故という
未曾有の大災害におそわれました。
私共の在り方、考え方を根本的に
変えなければいけないと深く衝撃を受けた方々も
少なくないと思います。

しかし、あまりに大きな衝撃だからといって、
打ちのめされたままであってはなりません。

どんなに苦しくとも神さまは私共にこれを素材として
世界平和のために役立つ芸術をせよと
示されているのです。
また、直接の大災害におそわれたのは
東北のひとびとですが、どこに住んでいるひとにとっても、
それは自分にふりかかってきておかしくないもの
だったという思い、連帯感を持ちたいものです。

この連帯感こそ結びであり、結びがかたければ
そこから生み出されるものも大きいのです。

「結び」とはうまれる、はえるということで、
そこから新しいものが生まれてくるのです。

二代教祖は「結び芸術」のたいせつさを説かれ、
結び芸術の要諦は積極的意欲にある、
それは友情の爆発なのだと教えてくださいました。

今年はさらに御木徳近記念館を
応援してくださる方々と結んで、
積極的に楽しい芸術を
させていただきたいと願っております