あけましておめでとうございます。
昨年は千年に一度といわれる東北大震災と大津波、
そして福島第一原発のメルトダウン事故という
未曾有の大災害におそわれました。
私共の在り方、考え方を根本的に
変えなければいけないと深く衝撃を受けた方々も
少なくないと思います。
しかし、あまりに大きな衝撃だからといって、
打ちのめされたままであってはなりません。
どんなに苦しくとも神さまは私共にこれを素材として
世界平和のために役立つ芸術をせよと
示されているのです。
また、直接の大災害におそわれたのは
東北のひとびとですが、どこに住んでいるひとにとっても、
それは自分にふりかかってきておかしくないもの
だったという思い、連帯感を持ちたいものです。
この連帯感こそ結びであり、結びがかたければ
そこから生み出されるものも大きいのです。
「結び」とはうまれる、はえるということで、
そこから新しいものが生まれてくるのです。
二代教祖は「結び芸術」のたいせつさを説かれ、
結び芸術の要諦は積極的意欲にある、
それは友情の爆発なのだと教えてくださいました。
今年はさらに御木徳近記念館を
応援してくださる方々と結んで、
積極的に楽しい芸術を
させていただきたいと願っております