日本の紅葉とは違いますね
まばゆい天に舞い上がるような金色です
南禅寺の銀杏なども見事なんですが 黄金色は東洋的
湿気をふくんで地面に降り注ぎます。
「ウィーン散歩」2012年 10月より抜粋
Goldener Oktober 黄金の10月
このあたりは赤く色づく樹がほとんどないので
「紅葉」というより「黄葉」と形容したくなりますが、
何はともあれ秋真っ盛り。この季節は好天に恵まれる事も多く、
「Goldener Oktober(黄金の十月)」という表現がぴったりです。
ウィーンの森の南端に位置する小さな村、Hinterbrühl。
シューベルトもよく訪れていたのだそうで、
代表曲の一つである「菩提樹」は
この辺りの風景から着想を得たのだとか。