オペラ座の舞踏会 | くろうめこうめ

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京都に住む黒猫 小梅の日記

ウィーンならでは オペラ座の舞踏会です
もう~日本では考えられない世界ですね~



「ウィーン散歩」2013年 02月より抜粋
OPERNBALL  オペラ座舞踏会を裏側から

ウィーンは舞踏会(BALL/バル)シーズン真っ盛り。
古きよき時代はもちろんのこと、苦しい時代においても
ウィーン市民の舞踏会にかける情熱は決して衰えることはなく、
ユーロ危機なぞどこふく風?の勢いで着飾り集い、
朝までワルツを踊り明かします。

この時期、連日至る所で数えきれない程の舞踏会が
開かれていますが、
格式、規模、知名度、
人気(何しろオーストリア全国に生中継されますから)とも
ダントツNo.1を誇るのがオペラ座舞踏会
(OPERNBALL/オペルンバル)。
世界各国から著名人が訪れ、華やかなことこの上なしのこの舞踏会、
もとはハプスブルク家の行事として行われていたものです。

オペラ座の舞踏会ですから、オペラ(歌)あり、バレエあり、
と一流どころが登場しますが、なんといっても注目は
今年社交界入りするデビュタントたち。純白のドレスに身を包み、
華麗なるステップを披露してくれます。

・・・・といっても、私には全く関係のない世界ですが、
リハーサルとなれば話は別。
そう、他の例に漏れず、
オペラ座舞踏会も最終リハーサル(Generalprobe/ゲネラルプローベ、
通称ゲネプロ)を一般公開しているのです。といっても、
こちらのチケットもなかなか入手困難なのですが、運良く
見学することができました。

オペラ座の建物に一歩足を踏み入れると、むせかえるような花の香り!
「華麗」という言葉が、いかなる状況を形容する為にあるのかを
実感できる、希有な空間です。

予定していた2時間はあっという間に過ぎてしまい、
リハーサルだというのに、まるで夢をみているようでした。
練習着姿(男性はダークスーツ、女性は白ブラウスと
黒スカートが指定)でも見応え十分でしたから、タキシードと
純白のドレス&ティアラ姿で登場する本番がどれほど素晴らしいか、
想像するだけでため息です。

終了後、観客席にいる家族に手を振るデビュタントも。
一生に一度の晴れ舞台、日本でいうなら成人式みたいなもの。
本人よりも見守る家族の方が気合いが入っているかもしれません。


↑いくら読んでも理解できない夢のような舞踏会です~




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