「ハヴェルカ」といえばくるりの曲で好きな曲です
でもどこの国のどんなカフェかなんて全然しりませんでした
「ウィーン散歩」より抜粋
一代で築いた伝説 Hawelka
「家にいなければ、ハヴェルカにいる。
ハヴェルカにいなければハヴェルカに向かう途中だ」
そんな名言を生み出した伝説のカフェ、Hawelka/ハヴェルカ。
一見どこにでもあるようでいて、その実他に類を
みない独特の雰囲気を漂わせているそこは、
数多あるカフェの中でも極めてウィーンらしい、と評されてきた。
昨今は著しい観光地化の波にさらされてはいるが、
それでも、前世紀を凝縮したような空気は健在である。
その「伝説」を一代で築いた「伝説の人物」
レオポルト・ハヴェルカ氏。2011年の暮れ、100歳にてこの世を
去った彼を送る別れのミサが、今日シュテファン大聖堂にて執り
行われたということを、地下鉄構内で放送されているニュースで知った。
ご冥福をお祈りします。
↑そんなウィーンらしいいい雰囲気のカフェだったのですね~
くるりの曲を聞く気持も変わります
ウィーンにて、「カフェハウス文化」なるものに触れて
(かぶれて?)以来、他国に出かけた際には、以前にも増して
ちょこちょことカフェを覗いて歩くようになりました。
在住者として足繁く通うのと、旅行者として一度訪ねるのとでは、
視点も印象も自ずと異なってしまうのは致し方なく、したがって
評価も公平性に欠くことは十分承知していますが、それらの要素を
差し引いても、ウィーンのカフェハウスは魅力あるところだなぁ、
とあらためて思うのです。
・一人でふらりとやって来て、静かにゆっくり過ごす
地元のお客さんが絶えないこと。
・ごく普通の、気取らない家庭料理が楽しめること。