冷たいエスプレッソ | くろうめこうめ

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京都に住む黒猫 小梅の日記

まだまだ暑い日本ですが
エスプレッソで冷たいものがあるのをご存知ですか?



「ウィーン散歩」より抜粋

暑い日に飲むエスプレッソ
今日もジリジリと照りつける太陽は健在。
「今日も暑いですね~。」とか「嫌な暑さが続きますね~。」と
ボヤくのが挨拶代わりの日が続いています。

ウィーンも、一昔前はエアコンなしで問題なかったそうですが、
ここ数年で状況は様変わり。高級ホテルはエアコン付きが

当たり前となり、オフィスや一般家庭でも
設置するところが年々増えています。
↑ウィーンも異常気象で先日も40度越えだったそうです!
熱を屋外に出す分、街中はかえって暑くなる悪循環なんですが、
これだけ暑いと「背に腹はかえられない」、ということでしょう。
この暑さ、たまたま続いているだけなのか、

気候変動の影響なのかはわかりませんが、
人々の食生活に少なからず変化をもたらしています。
その一例がアイスコーヒー。
ドイツやオーストリアでいう「アイスコーヒー」とは、
「ホイップクリーム付きアイスクリーム+コーヒー」のことで、
どちらかというと主役はアイスクリーム。
日本人的には「コーヒーパフェ」と呼びたくなるくらいの
シロモノで、いわゆる日本式のアイスコーヒーはメニューには
ありませんでした。
↑海外では日本のようなキンキンに冷えたビールとかは無いとききました
アイスコーヒーもなかったのですね

真夏の暑さといってもたかが知れていたころは、冷たい飲み物の
需要もそこそこだったのでしょうが、さすがにこれだけ蒸し暑いと、
何かこう、冷たくてスッキリしたものを求めるのは万人共通の
ようで、この夏とうとう、「日本式のアイスコーヒー」を
出しているカフェを見つけました。ちょっと感無量・・・。

他にもこんな風に、エスプレッソを直接氷の上に落として
「アイス・アメリカーノ」として出してくれるお店もあったりして、
夏ならではのカフェ・シーンが充実してきてますが、
それもこの暑さのおかげということで、週末は文句を言わずに
過ごしたいと思います。
↑日本は海外のマネをして…と思ってきましたがマネするけどどんどん自分たちに合うように美味しくそしてバラエティー豊かに発展させてゆくので
亜流と思ってたことが、よかったんだ~と後で思ったりしますね


KaffeefabrikFavoritenstr.4-6,1040 Wien
※オーストリアカフェマイスター選手権にも出場していた、
Tobias Radinger氏が切り盛りしているとても小さなカフェですが、
オススメです。



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