…昨日より続く。
こちらは、戦争などで亡くなった英霊を祀る、日本でいう護国神社に相当する建物です
忠烈祠の大門と大殿には衛兵が2人ずつ立っています
厳しい条件をクリアし、訓練を受けた衛兵は、人形のように微動だにせず表情を変えません
1969年に創建
毎時行われる兵隊たちの『衛兵交代式』の儀式を目的に観光地としても人気のスポット
周囲には1万坪以上の草原が広がり、山々に囲まれた場所にあります
この茶色く変色したラインは長年の衛兵交代式の足跡です
約5万2千平方メートルの敷地面積 に、大門、大殿、山門、武烈士祠などの建物があり
鮮やかな赤色の柱や白い大理石の床が目を惹く建物は厳格な雰囲気を際立たせていました
辛亥革命（中華民国成立時）や抗日戦争、国共戦争で、戦没した約33万人の兵士が英霊として祀られています
現在も、台湾の国家元首が毎年春と秋に参拝をしており
台湾友好国の政府要人たちも訪れるのだそうです
拝観料は無料
参拝時間の9:00～17:00まで1時間ごとに衛兵交代式が行われます
雨天時は、縮小版の交代式になってしまうので、天気が良い日の見学がおすすめ
殿内は禁煙で脱帽が義務付けられています
英霊を祀る神聖な場所ですので、露出が多い服装や乱れた服装は避け、観光マナーに気をつけましょう
写真撮影はOKですが、 節度を守って撮影しましょう
『衛兵交代式』が始まりました
衛兵交代式は中央広場で行われます
衛兵たちが5人で隊列を組み、一糸乱れず行進をする姿は実に見事
まばたきすら控え、任務に励む姿に圧倒されます
衛兵は、 陸軍・海軍・空軍の兵士が6ヶ月ごとに当番を担当 しており、 軍によって制服も異なる ので、ぜひ実際にチェックしてみてください
この日は陸軍でした
これにて昼の半日観光は終了です
なかなかに充実した観光コースでした◎
明日に続く…