先日、慶應義塾大学アートセンター主催の新入生歓迎行事「舞踏という生き方」というイベントにバイトスタッフとして参加してきました。

大方の予想通り、新入生歓迎イベントと銘打ちながら「舞踏」というスタッフの僕ですら全く理解していないものがメインの企画ですから新入生の皆様は全くお越しになりませんでした。

代わりに一目で素人ではないと分かるような怪しい出で立ちの方々がたくさん来て下さいました。
来て下さった事は大変ありがたいのですが、新入生にもっと来てもらわないとこのイベントの主目的は達成できないのかなと思いながらパンフレットを渡す機械と化していました。

ブログに初めて写真を投稿できる絶好の機会だと思っていたのですが、生憎申請無しの撮影は禁止でしたので今回も写真は無しです。

では肝心の舞踏についてです。

一言で言うととても心地よい空間でした。

僕が通っている慶應大学院SDM研究科で学ぶ考え方の一つにシステム思考というものがあります。
この考え方は非常に論理的なものでして、文学部出身で今まで感性の世界にドップリ浸かってきた僕にとっては、今まであまり論理で固めた思考をしたことがないので、勉強についていくのに毎日がとてもきつくて苦しくて大変です。

さらにシステム思考では論理的に合意を求めていくという作業もしますので、単なる個人の感想は許容されません(間違っていたらすいません、まだあまりよく理解していないので)。

それにひきかえ、舞踏は最高でした。

全く論理的ではない。

いやこんなこと言ったら舞踏には確固たる理論があるんだぞとお叱りを受けるかもしれませんが、それはパフォーマンス側の話でして、観ている側からすれば衣装や舞台設定からボンヤリとやっていることは分かるのですが、それらが何を表しているかの解釈は個々人の感性に委ねられます。

そこに「このステップとこのステップを組み合わせにこの衣装はこうこうこう言う事を表しているんだな」等という風に小難しい事を論理的に考えながら鑑賞する必要はありません(ただ僕が舞踏鑑賞初心者なだけかもしれませんが)。

目の前で行なわれている白塗りのお爺さん(実際はとても有名な方です)のよく分からない動きを自分の感じたまま楽しむ事が許される空間にいられたことは、論理論理論理漬けの毎日で「正直もう限界っす…」となっている僕には誇張ではなく本当の意味での癒しでした。

まだまだ今回の舞踏に関しては書きたいことがあるので次回も続けて舞踏イベントについて投稿しようと思います。

次回の方が僕としては面白いと思っています、という絶妙な引きで今回は終わりたいと思います。

さようなら