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酒井ミキオ feat. 上杉洋史/songbook vol.13 Information




アーティスト:酒井ミキオ feat. 上杉洋史
タイトル:songbook vol.13
発売:2011.3.20
価格:¥1,500(Tax In)
カタログNo.:SBCD-0013 
発売・販売:(有)ソリッド・フォース

収録曲
1. 花散歌
2. ホントノコト
3. 黒い水 awairo mix
4. 花散歌 (inst.)
5. ホントノコト (inst.)
6. 黒い水 awairo mix (inst.)

全曲作詞/作曲:酒井ミキオ
     編曲:上杉洋史

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黒い水

色は即ち是空となって消えゆく
人の営みすべて見透かすように

不安は人のココロ試すための交差点
何故にその方角を間違うのでしょう

雪解け水のように始まる物語
小さく弱いから色に染まるのかな

哀しみを抱きしめた人は誰?
憎しみと握手した人は誰?
堕ちてゆく自分が愛しすぎて
溢れだす言い訳に溺れてる

ねぇ、そのココロに溜まった黒い水を
今吐きだして痛みを土に還そう



ゆらり小舟は流れて海を目指すけど
気づけば水が澱む場所で眠ってた

躰は動かず空見上げるだけ
遠き河を行く後者の船達

苦しみに逃げ込んだ人は誰?
失望の扉を開けたのは誰?
願い叶わぬと泣き叫ぶのは
過剰な期待を身にまとうから

so long...サヨナラを 愛した黒い水に
現実が怖くともココロを風で洗おう

ねぇ、そのココロに溜まった黒い水を
今吐きだして痛みを土に還そう

色は即ち是空となって消えゆく


身長&軟骨&ドンシャリ&5.1

 しかし晴天が続くな。いつから雨降ってないんだろう? 空気カラカラ乾燥中。風邪、インフルなどに注意です。

 昨日の朝、身長を測ったら182.5センチもあった。朝は身長が伸びるのは知っていたが、まさかの高さ。多分1センチは高くなってる。夜はきっと181.5センチなんだろうな。

 身長がぐんぐん伸びたのは中3の時。1カ月で1センチ伸びた。急激に身長が伸びた人はわかると思うんだけど、膝の軟骨が異様に出っ張って、そこが何かに当たると激痛が走るんだよね。ほんのちょっと当たっただけで痛いのさ。友人は面白がって俺の膝を叩いてたけど、はっきり言って憎しみが生まれたよ(笑)。

 今でもその軟骨は出っ張ったまま。もちろんぶつけても痛くはない。でも、さするとあの頃の風景が蘇ってくるよ。教室、体育館、廊下、通学路・・・。ビバ!80年代! 音楽はキラキラしてたよ。ビバ!ドンシャリ!

 
ドンシャリ ってね、低音がドンドンといって高音がシャリっとしているサウンド。わかりにくい? 中音域よりそこ等へんが目立っていて、リズムと歌が聴きやすいっつうか・・・まあキラキラしてるわけです。今聴くと、それほど低音が出ているわけではないんだけどね。

 でも当時はまだサウンドに凹凸があったね。オーディオ機器の変化なのか、TDやマスタリングの考え方の変化なのか、多分両方だと思うけど今はサウンドをパンパンに詰め込んでいくよね。サウンドのお弁当箱をいっぱいにして。迫力はあるんだがどこか平坦なイメージ。点で攻めるというより面でグイグイ押してくるって感じかな?

 それはそれで時代の求めるものなので良し悪しはないよ。好きか嫌いかだけ。俺は・・・どちらもあり!・・・てのは駄目(笑)? あり方だからさ、色んなものがあっていいんだよね。そこからチョイスしていけば酔い、もとい良いのだ。

 少しずれるが、近年ではステレオだけではなく、5.1ミックスといってサラウンドの作品も増えている。映画館で感じるような音響。後ろからも音が聴こえる!って凄くない?

 でもそういう環境がある家ってほとんどないのが現状。だって俺の家も無い。オーディオマニアくらいしかそういう環境にしないよね。なのでそういう作品は増えてはいるが、いまいち広がっていないのも事実。

 でも作ります。ということで昨日はその5.1ミックスのTDでした。巨大な巨大な倉庫にあるスタジオで、朝4時まで・・・。何度か寝落ちしそうになりました。ちなみに作品名はまだ言えません。しばしお待ちを。あ、今日もだった。

 ということで今日も皆さんの健康を祈りつつ、楽しく過ごしてゆきます! 眠い!

IT原人

 最近はどこへ行っても(は言い過ぎか?)かなりの確率でiPhoneの話題になる。「なんか面白いアプリある?」「iPhoneを探すに入ってる?」「5って来年くらいに出るかな?」等々・・・。初対面の方でもこの話題でかなり共通項が見いだせる。まさに会話の突破口。

 エクスぺリアやギャラクシーなどのアンドロイド系はまだ周りでは少ない。現時点ではアプリ含めiPhoneに分があるようだ。

 今後はスマートフォンが主流となると言われている。俺もそう思う。今のところdocomoのガラパゴス携帯とiPhoneの2台体制だが、いずれ電池等の問題が解決していけばスマートフォン1台でいくことになるだろう。

 IT環境はまだまだ変化していく。大きく変化していく。通話料で課金するシステムだって崩れてゆく。全てこみの定額制、しかもかなり安価な定額制になってゆくはず。通話料で利益を得られなくなるということだ。

 有名だが「Viber」なるアプリがある。これはスカイプの電話版とでもいうか、ネット回線を利用した通話料無料アプリである。互いを承認しあっていれば世界中通話料無料。これ、広がっています。

 文明の進化という意味で、従来では1000年以上かかるところを数十年で駆け抜けてしまった感がある昨今である。速度が早いので、情報格差も広がってゆく。気をつけたし。

 かつては戦争が文明を進化させた側面があった。車、飛行機、電車・・・便利な乗り物は、当初は戦争用。現在、言い方は悪いがグローバル戦争の序章。国、という概念も変わっていく気がするよ。ボーダーレスになってゆくし。

 そのボーダーレスの一端を担う最先端にあるのが、現時点ではiPhoneなのかなと思う。極端にいえば火を手にした原始人。iPhoneを手にしたIT原始人な我々。今後の発展を想定すると、まだまだ原始人。ちょっと怖い気もする。

 「あり方」が変わる。先日のチュニジアの政変なんかはまさにそれ。アフリカ、中東あたりは「あり方」が急激に変わっていく気配。こちらもやっぱりちょっと怖い気もする。

 ミイラ取りがミイラにならぬよう、道具に使われぬように自分をしっかり持っていたい。「あ、使われてるかも!?」と思う時もあるけどさ。酔い過ぎず、振り回されすぎずに生きたい。

 オチも無く長くなりました。ここら辺で終わります。ただ音楽はいつもあるよ。表現するという意味では格差が減っているし、今まで以上に作品を届けやすくなっている。ということで今後も皆に届けます。出来ればライブにも来てほしいけど、まずは曲です。よろしくです!