DEF LEPPARD と Barbee Boys | 酒井ミキオオフィシャルブログ「raintree」Powered by Ameba

DEF LEPPARD と Barbee Boys

まずは告知!

 

2018.11.10
松酒屋~八幕~
昼の部  
「松酒屋~昼下がりの役員会~」 
出演:【社長】 酒井ミキオ/【副社長】松本タカヒロ/【専務】ha-j(アニソンデイズ出演中!)/ 
時間:open13:00/start13:30 
料金:adv.3000yen/door3500yen 1drink別 
~内容~ 
ライブ&トーク。 
パワーポイントを導入し、あなたの視覚と聴覚を刺激する(笑)!! 
我々の過去の写真(もしかしたら動画!?)と共に様々な楽曲を振り返ります。 
新たなる展開に我々役員も昇天中です。
https://tiget.net/events/36589


夜の部  
「松酒屋~八幕~」 
出演:【社長】 酒井ミキオ/【副社長】松本タカヒロ/【専務】ha-j(アニソンデイズ出演中!)/ 
時間:open18:00/start18:30 
料金:adv.4000yen/door4500yen 1drink別 
~内容~ 
八度目の社員総会。遅刻欠勤は減給です。 
毎回大賑わいの総会は、いつものように新曲攻め、メドレー攻め、迷曲攻めで 
社員のみなさんのハートをグリグリ突っつきます。 

真面目な曲は一つも無し(笑)! がっつり笑いたい方はぜひ!
乞うご期待!
https://tiget.net/events/36591

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 先日、合間を縫ってDEF LEPPARDのライブを観てきました。イギリス、シェフィールド出身の往年のハードロックバンド(この響き、グッとくる(笑))だ。

 

 自分の音楽性にはほぼ反映出来ていないが、このDEF LEPPARDは僕の青春バンドです。キャッチーなメロディー、重厚なコーラス、テクノロジーを使った音作り。ハードロックにデジタルを感じさせてくれた、当時としては唯一のバンドです。

 

若き日の彼ら。

 

現在の彼ら。

 

 詳しくはWiki先生にお任せしますが、なかなかの苦難に見舞われたバンドであります。飲酒問題でリーダーがクビになったり、ドラムのリック・アレンが車の事故で左腕を切断したり、絶頂期にギターのスティーブ・クラークが飲酒&薬関係で亡くなったり、スティーブの代わりに加入したヴィヴィアン・キャンベルが悪性リンパ腫になったり・・・。

 

 色々ありましたしメンバーの高齢化も叫ばれている中、まだまだバリバリだぜ!と絶賛活動中のおじさんたちなのです。ギターのフィル・コリンなんて昔の少年っぽさは何処へやら!?という感じで、ムキムキテカテカの筋肉野郎になりました。しかも還暦超えてます。

 

 今回、3年振りの来日ということで、往年のハードロックキッズが武道館に集まりました。平日にも関わらず満席。それもそのはず、全世界で2千数百万枚というセールスを誇ったアルバム「Hysteria」30周年記念ライブだからです。

 

 

 そりゃもう1曲目から気持ちが上がります。あのギターフレーズが俺の凶暴性に火をつける・・・というのは嘘ですが、柄にもなく高速道路を爆音で走りたくなる唯一のアルバムなのですよ(笑)。

 

 アルバム全曲&その他数曲を演奏し、1時間40分のショウは終わりました。昔の海外アーティストっぽい長さです(w)。最近皆さん長いからねぇ。

 

 これからもひたすら頑張ってください! また行くよ!

 

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 そして今日、本日限定で上映されたBarbee Boysの映画を観てきました。30年前の東京ドームでのライブ映像です。なぜ今日だけなんだ!と思いましたが、それは大人たちが考えたこと、しょうがない。

 

 昭和の最後を迎える1988年、絶頂期にいた彼らの若々しい演奏は素晴らしかった。荒々しく刺々しく、且つ情熱純度の高いライブ。そんな姿を平成の最後に観られて幸せです!

 

 「なんだったんだ? 7DAYS」から「チャンス到来」まで全24曲、まさに一直線に駆け抜けるライブでした。途中に入る奇妙なMCも許せちゃう(笑)。

 

 30年前なので衣装や照明、舞台効果などは多少古く感じますが、何と言っても音楽そのものは全く古さを感じさせません。楽曲に閉じ込めた衝動を、ライブで一気に解放しているようなパワーを体感しました。

 

 あと、改めて思ったのはKONTAさんの負担が大きいバンドであったということ。ソプラノサックスを吹きまくって、その直後にあのハイトーンでシャウトしなければならない。しかも間髪入れずにその連続。凄い肺活量が求められていました。

 

 映像を観ていても、後半はやや疲労の顔を覗かせていました。他のメンバーはかなり元気なんだけど、KONTAさんだけは疲労・・・。ガンガンとサックス吹いた直後は杏子さんにお任せしてあげて〜と心で叫んでしまった(笑)。

 

 例えばギターやキーボードを弾きながら歌うこと・・・確かに負担はありますが、まだ肺活量的には休む場所がある。しかしサックス吹いてシャウトして、吹いてシャウトする、しかもステージでガンガン動くってのはキツいでっせ! アスリートですよ、完全に。

 

 ということで演奏ミスなどもありましたが、そんなの関係ねぇ! 唯一無二の圧倒的存在感、圧倒的個性がそんなことを打ち消していました。結局オンリー1の強さなんですよ。

 

 当時、BOOWYやTMネットワーク、レベッカ等々、その後に大きな影響を残すバンドが大活躍していましたが、Barbee Boysだけは結局誰も真似出来ませんでした。フォロワーバンドでの成功例が無いのです。

 

 他のバンドはフォロワーバンドがいて、大小なりとも成功を納めています。しかしBarbeeフォロワーだけは無理だった。唯一無二過ぎるのです。気軽に真似出来ないのですよ。

 

 バンド構成は同じに出来ても、その楽曲や表現がBarbeeには届かない。きっと男女混合の難しさもあるのでしょうね。近年は別形態の男女混合バンドは増えていますが、ツインボーカルでは無いよね。

 

 上映後、当時の少年少女達から自然と拍手が・・・。僕の隣の女性は泣いていました。映像の感動とノスタルジーにやられたのでしょう。

 

 10年前、一度再結成をした時にはライブに行かせていただきました。まだまだいけるぜ!と思いましたが、あれから10年。果たして2度目の再結成はあるのでしょうか? 

 

 KONTAさんの負担を考えると無理強いは出来ないけど、ファンとしては観てみたい! メンバーの還暦祝い辺りを記念して、再結成を願います。

 

 ではまた!