保志総一朗 25周年アニバーサリーライブにシークレット出演！

　昨日、保志総一朗君の声優デビュー25周年を記念したライブにシークレットで出演してきました。シークレットだったので事前告知が出来ませんでした。ごめんね！

　6月、保志君から「8/19って空いてますか？」というラインが届きました。ライブにゲスト出演してくれないか？ということだったので、てっきり鍵盤を弾きに行くのかな？と思ったら、デュエットをしましょう！という提案でした。

　前日に自分のライブが入っていたので、果たして喉の調子はどうなのか？と思ったけど、せっかくの提案だったので受けることにしました。なので18日のライブ後は打ち上げをせず帰宅！えらい（笑）！

　19日は車で会場へ。僕が会場入りしたのは14時前、すでに多くのお客さんが並んでいました。会場の豊洲PITは新しいライブ会場。ステージからの眺め、音の響きが心地よかったな。

　すでにリハは始まっていて、入念にチェックしている保志君やバンドメンバーがいました。リハであんなに歌って大丈夫なのか？と思えるほど。全力投球の保志君です。

　僕のリハも無事終了し、本番を待つのみ。出番は本編後半、いい感じで会場が盛り上がっている場面での登場です。素敵な場面を作ってくれた保志君に感謝。

　僕が保志君に提供した「ヒカリ」が始まり、保志君が頭サビを歌う。イントロが流れAメロが始まる場面でGOサイン！ 🎵〜人は何故奪い合うの？　満たされぬ心抱いて　流れ流れ辿り着いた　孤独が宿る場所〜🎵と、歌いながら上手（かみて）からゆっくり歩いて行きました。

　シークレットで登場したけど、果たして俺は知られているのか！？という不安とともに歌っていたのです（笑）。

　21年前になるかな？ バンドを休止しソロになったばかりの河村隆一さんのライブでオープニングを勤めたことがあります。その時、お客さんにはオープニングがあることを知らせていませんでした。

　開演のベルが鳴り、ステージに向かう僕のシルエットを見たお客さんは、圧倒的な隆一コールを始めました。マジで音の壁です。声の音圧の威力、半端なかった！

　そんな中、ピンスポットを浴びた僕は「今晩は、酒井ミキオです」と挨拶をしたのです！ 大熱狂の隆一コールが一気に冷め、何千人という会場全体がシーンとしました。ピチョーン！という水音さえも聞こえるような静けさです。

　そして前の方からザワザワというザワつき、まさに声の波が会場を包みました。はっきりとは聞こえませんでしたが、絶対に「あれ誰？」という会話です。何千人の「あれ誰？」を受けた僕は、心が折れそうになりながらも、ここに立てていることなど、隆一さんへの最大級の感謝述べました。

　するとなんと拍手が起こったのです。北極のような寒い空気が一気に南国へ変化しました。ホッとした僕は「夢のかけら」を演奏し始めました。計4曲をやりきり、無事にステージを降りました。

　・・・という経験があったので、シークレットで出ても大丈夫なのか？という不安があったのですよ〜（笑）！

　しかし保志君のお客さんは違った！ なんと、多くの方々に「酒井ミキオ」が認知されていたのです〜！嬉すぃ〜！ヒューヒュー！イェーイ！あの大歓声は忘れないぜ！

　そうなりゃもうガンガン歌っちゃえ！とばかりに大いに楽しみましたよ、はい。「ヒカリ」、いい曲じゃないか〜！嬉すぃ〜！ヒューヒュー！イェーイ！ぱっぴー！

　1曲が終わり、かなり長いトークをしちゃいました。出会いの頃、スクライド、提供曲、編曲のことなど色々と。どうやら20分も話しちゃったみたい。

　そして次の曲です。保志君がリクエストを取ろう！とお客さんに投げかけたところ、最前列から「スピリッツ！」という声が響きました。その声の先を見ると・・・あれ？あの子、昨日の俺のライブに来てた子じゃない！？・・・おじチェキ撮った子だ〜（笑）。まさかの二日連続です。こんなこともあるんだね。

　ということで2曲めは「Spirits」！ スクライドオルタネイションEDで、ミキオ最大級のアゲアゲソング。拳を上げまくったよ〜。会場を埋めつくすライトがとても綺麗だった。俺はナウシカか！と思っちゃった（笑）。

　いやー楽しかったよ。こちらも最高の誕生日プレゼントになったね。貴重な体験をさせてくれた保志君に感謝感激雨嵐です！

　厚かましくも打ち上げにも参加し、結局最後は保志君、僕、レーベルの担当のお方で朝まで盛り上がってしまいました。ヘロヘロです（笑）。本日は心地よい疲労感の中、ブログを更新しました。