日常と非日常の境目 | 酒井ミキオオフィシャルブログ「raintree」Powered by Ameba

日常と非日常の境目

 先日の西日本での豪雨災害は悲惨なものでした。映像や画像を見てもわかる、とてつもない自然の力。あのような大きな力に対して人間は無力です。

 僕の弟が四国の山奥で農業をやっていることはブログにも書きましたが、彼が住む場所も下手すると命を落とす危険性がありました。その地域に住む別の方とも連絡を取り合いましたが、命の危険を感じたと言っていました。

 車がギリギリ通れるほどの細い山道、鋭角的な斜面、ガードレールが無く、ハンドルを切り間違えると下へ落ちてしまう。もちろん街灯なんてものはありません。

 

 あの豪雨の日、弟は知人を空港まで送りに行きました。凄まじい雨の中、通行止だらけの道を迂回しつつなんとか車を走らせましたが、一瞬の判断でその命は消えていた可能性もありました。

 なぜあの時、あのような判断をしたのか?と後になって猛烈に反省をしたらしいですが、同時に日常と非日常の境目がわからなかったとも言っていました。そして災害に巻き込まれる人の心情が分かった気がしたと。

 

 目の前の現実は非日常なのに、心が日常のまま。どこかで俺は、私は、この場所は大丈夫だと勘違いしてしまう。それが人の心理です。僕にも多分にあると思います。

 少しでも危険だと感じたならば、即座に危険回避行動を取る!という認識を持たなければなりません。これからは過剰と思えるくらいにその認識を持っていた方が良いのかも。何も起こらなかったら、それはそれで幸いだったと思えば良いのです。

 そういえば以前、深夜の雨の首都高で車が故障して止まったことがありました。何を思ったか僕は、後続車を誘導せねば!と車外へ出て、手を振り出しました。しかし夜、しかも雨の首都高の車はそんな僕なんか見えていません。

 猛スピードで過ぎ去る大型トラックの風圧を受けた僕は「車なんていらねえ!命が先だ!」と猛ダッシュでハシゴのところまで行き、下へ降りました。まさに命からがらです。

 首都高の端っこを走ると、真下に逆方向の車線があり、ビュンビュン車が走っています。バランスを崩したらすぐ落ちます。あの数十メートル間、生きた心地がしませんでした。

 あの時の判断も、日常と非日常の境目がわからなかったということです。「慣れた首都高」という認識が甘かった。一瞬の判断が遅ければ、僕は星になっていましたね。

 雪の日なんかもそうです。このくらいの雪ならばノーマルタイヤで大丈夫だ!という甘い認識。結局ツルツルドカン!といってしまう。

 命あるから楽しいことも出来るし、美味しいものも食べられる。頭の片隅に危険回避の意識を植えつけておくことを肝に命じたい。俺は、私は、ここは大丈夫ではない!と。

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