卒業ソング | 酒井ミキオオフィシャルブログ「raintree」Powered by Ameba

卒業ソング

 世は卒業シーズンとのことで、各所各所で淡く切ない物語が生まれていることでしょう。大好きな人に告白した人、された人...。遠い場所へ旅立つ人、送る人...。環境がそれほど変わらない人...。何にしても新たなステージ、夢への希望と不安が交差する、人生としてはとても美しい季節だと思います。

 随分昔になってしまいましたが、僕もその頃を思い出すと胸がキュンとします。中学の卒業時は別々の高校へ行ってしまう友人達との別れが寂しかった。高校の卒業時はクラスで僕だけが上京するということで、新住所を黒板に書いた思い出があります。

 音楽業界的にいえば、様々なアーティストが卒業ソングを発売する時期でもあります。僕の中でパッと思いつく卒業ソングは、海援隊の「贈る言葉」と尾崎豊の「卒業」です。僕らの世代はこの2曲が双璧なんじゃないかな。

 この映像、何百回観たのだろうか? ♪~去り行くあなたへ~♪ が ♪~去り行くあだたへ~♪になっているとこが外せない味になっています。


 大橋トリオのカバーもいいね!



 尾崎豊「卒業」。早熟の天才!カリスマ!


 後年、元マネの方やサポートメンバーの方と仕事をしました。崇められていた偶像とは裏腹に、屈託の無いナイスな好青年だったようです。今生きていればどういうアーティストになっていたのかな? ツイッターはやらないだろうな(笑)。


 提供曲での卒業ソングはあったかな?と記憶を探ると.....声優の後藤沙緒里さんの「卒業」がありました。動画が無いので歌詞をこちらに!


 最後にこの歌詞を載せます。僕の卒業ソングです。


この街で

君は扉を開けた 未来(あす)への旅の序章
不安隠す あどけない顔があった
大きなことを言って 周りにうそぶいたが
ホントは何の当てさえ無かった

威圧するようなビル 激しい人波の渦
圧倒され 足がすくんだ交差点
肩がぶつかった人も 振り返れば見えなくて
街が放つ速さに焦った

荷物も無い六畳の部屋で 遙か遠くに輝く夢を思い眠った

この街で この部屋で 君は始まるんだ
手探りの毎日が未来(あす)へのチケットになる
向かい風 上り坂 きっと乗り越えてゆくよ
希望の響きが君の背中を押す


「初めて」が過ぎてゆく 数え切れない程に
正義も嘘も矛盾も混ざり合って
大人とは何だろう? 責任って何だろう?
満員電車に揺られ考えた

幼馴染からのメールに「頑張れ」という一言・・・少し勇気が湧いた

この街で この場所で 幕が上がったんだ
脚本も監督も主役も全部君だから
何度でも何度でも試行錯誤を繰り返し
血となり肉となる それが君の宝


この街で この場所で 君は羽ばたくんだ
大丈夫、ほらごらん 君の親も同じだった
素晴らしい友と出逢い 愛する人と向き合って
十年、二十年・・・そして次の時代へ

君は扉を開けた 未来(あす)への旅の序章




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