半沢 あま 進撃 ~新曲動画公開!~ | 酒井ミキオオフィシャルブログ「raintree」Powered by Ameba

半沢 あま 進撃 ~新曲動画公開!~

 半沢、あまちゃん、進撃。この3つ、流行のミッツマングローブ。半沢は「半沢直樹」、あまとは「あまちゃん」、進撃とは「進撃の巨人」。人々の心を鷲掴みにした作品である。

 悔しいかなあまちゃんは観ていない。観たい気持ちがあるけど、最初から観ると膨大な時間を要してしまう。総集編で誤魔化すか否か、悩むところだ。

 他の2作品は観てるよ。いい感じ。特に半沢は会社員に支持が高いみたい。爽快なんだろうね、ああいうの。本当はやりたいけどやれない。その気持ちを大いに表現してくれたみたい。理不尽な境遇にいる人ほどグッと来てるのかな。

 主演の堺雅人さんもいいね。線が細いんだけど芯が太い、そういうイメージ。2004年の「新選組」で山南敬助を演じていた時に認識したっけ。派手ではないけど何か気になる俳優だった。早稲田大学出身でゴスペラーズの後輩ってのはプチ知識(笑)。

 他のキャストもグッド。片岡愛之助さんはこれで完全にブレイクかな? ここから歌舞伎へ流れる人も多いだろう。滝藤賢一さんも話題になっているね。あまちゃんにも出演していたということで完全に上向きだね。僕としては「カラマーゾフの兄弟」での刑事役が良かった。

 しかし香川照之さんって人は凄すぎね。あの怪優っぷりは何でしょうか? 何年か前に舞台を観に行ったけど、やはり圧倒されるものがあった。ここに歌舞伎も加わっているので忙しすぎなんじゃない? 大河での秀吉役や岩崎弥太郎役もハマっていたっけ。尊敬する俳優の一人です。

 重石としての北大路欣也さんも重要。この人が出る作品は当たるという僕の中の法則があります(笑)。同じ銀行家としての役で「華麗なる一族」を思い出します。あの作品も最高だった。

 良い作品には良い配役。それが上手く出たのが半沢直樹かもしれない。こういう当たる作品は脚本や配役、もちろん音楽も編集も広報も上手く絡まって始めて成功するんだなぁと感じ入ったわけです。続編あるか!?

 進撃の巨人の世界観は斬新だったね。ある日突然巨人が襲ってくるというイントロはなかなか思いつかない。最初の絵がインパクト大。そして巨人とは何か?という命題があり、その謎解きをしていくうちに数々の伏線があり・・・。個人的には「寄生獣」を読んだ時のインパクトに似ていたな。

 こちらはまだまだ続きます。原作自体が進んでいるので終わりはまだ見えないね。アニメのほうは一度休憩になるでしょう。そして半年~1年後にまた第2シーズンとして始まるんだろう。

 これらの作品、全ては一人の頭の中から生まれた。誰かがふと思ったことを作品にし、誰かが共鳴し映画や番組になり、それが世に広まっていく。世にエンタメは必要。エンタメの無い世界なんて地球上に存在しない。それがお金を生むか否かは関係ない。プロかアマかも関係ない。人々は心の休憩所としてエンタメを望んでいるのです。

 良い作品に触れるということは刺激を受けるということ。エンタメという喜怒哀楽に絡むこの人間独特の表現に感銘を受けてきたからこそ、僕自身もその片隅で表現をしているのです。その表現を通して自分の存在意義を確かめているとも言える。

 楽曲の出来不出来はあるけども、全ては大切な子供達。それらは外からの刺激なくしては生まれていない。自分自身の経験はもちろんのこと、こういう優れたエンタメ作品に触れていくことは続けていきたい。

 先日も書いたけど、また新しい子供が生まれたよ。ぜひ聴いてね!

 新曲「太陽花~ひまわり~」


 90年代のリアレンジもの「I love you -new life mix-」


 同じく90年代のリアレンジもの「愛を信じたかった -new life mix-」