テルマエロマエ | 酒井ミキオオフィシャルブログ「raintree」Powered by Ameba

テルマエロマエ

 先日、話題の映画「テルマエロマエ」を観てきました。単純に楽しめる娯楽作としては最高部類に入るのではないでしょうか。まず設定がいい。古代ローマ帝国の浴場設計士がなぜか現代日本にタイムスリップしてしまい、日本の浴場のあれこれに激しい感銘を受け、それを古代ローマ時代に再現する。原作者の視点の勝利でしょう。タイムスリップものは数々あれど、この視点はなかったねぇ。笑えます。

 主役の阿部寛さんのキャラも凄くいい。これは「TRICK」で培われたものでしょう。あの作品が「テルマエロマエ」で生きています。徐々にローマ人に見えてくる不思議さがありました。もちろんその他演出もキテマス。笑えます。

 これからも観に行く方が多いと思うので内容については語りません。ただ浴場というものをこれだけフィーチャーし、なおかつ歴史も学べる作品はなかったですね。人々がお風呂というものをいかに愛しているかがわかりました。もちろん原作者のヤマザキマリさんの浴場愛、本物です。へぇ、札幌に住んでたんだ~。

 僕はお風呂を日常の一こまとしてしか捉えていませんでした、確かに湯に浸かるのは気持ちいい。疲れが取れるとも思います。でもそれ以上でもそれ以下でもなかった。温泉に行くのも好きでも嫌いでもないという感じです。

 僕の温泉パターンは・・・到着→ちょいとくつろぐ→温泉入湯→夕食→そのまま飲む→朝まで飲む→8時に叩き起こされる→朝食(食べない時も多い)→部屋でゴロンする→チェックアウト。つまり疲れに行っているのです。温泉は疲れる場所という認識でこの二十数年を過ごしています。

 しかしこの辺で改めなければと思いました。でなければテルマエロマエを観て笑った意味がありません!上記の「夕食」の後、もう一度「入湯」を入れ込み、「朝まで飲む」を止め、朝食の前にもう一度「入湯」を入れ込まなければ!と思いました。

 しかし共に行くメンツによってこの流れは変わります。飲みの誘惑に勝てるのか?それが今後の課題。酔っぱらって入湯するのは危険です。十年ほど前でしょうか、うちの姉はそれで倒れました。いい年こいた大人なのに父親に激怒されていました(笑)。ホント危ないです。

 そうそう、以前から不思議に思っていることがあります。温泉やスパなどは基本的にツルツルすべります。転びやすい床です。なのになぜあんなに危険が一杯なのでしょう。鋭角的な石が至る所にあるし。もうちょっと優しい作りじゃダメなんでしょうか?温泉やスパの経営者の方、そんな利用者の意見も取り入れて下さい。

 健康的な映画を観たからでしょうか、その足で健康器具を買ってしまいました。まずはバランスボール。作業用椅子として使うのか使わないのか、ちょいと試しているところです。座るほうに意識が行っちゃってクリエイト出来ないかも?とも思っています。まずは試し期間。

 そしてこんなもの・・・ダブルゲルマ!東急ハンズで試してみたら意外と気持ち良か!っつうことでポチっと購入。グリグリと首を刺激してくれます。

 そんでこんなもの・・・バウンズフィット!背中、特に腰が気持ち良か! 起床後の背中や腰の血流を良くしてくれそうです。スカッと目覚めたいですもんね。

 そしてそして(笑)・・・ヘッドスパハンドプロ! 眠気が来た時、スカッとしそうです。頭の血流も大事ですよね。

 やられています。乗せられています。人間の心理は単純です。完全に健康志向(笑)。なんせ毎日何度も何度も足踏みマッサージに乗る僕なのです。ツボ関連に弱いのでしょう。「北斗の拳」が好きなのも頷けます。

 そういえば実写版「北斗の拳」が作られるなら、ケンシロウは阿部寛さんでしょう。それ以外考えられません。一つだけ内容をバラしちゃうと「テロマエロマエ」でも「あ!ケンシロウ」というセリフがありました。

 さて、そろそろ今日の日記は終わりにしましょう。終わったらダブルゲルマでスカッとしよう。それしかない!そんで演劇鑑賞に出かけるのだ。小劇場での観劇です。楽しみ。それではまた!