メールでバイバイ | 酒井ミキオオフィシャルブログ「raintree」Powered by Ameba

メールでバイバイ

 どうも更新が遅れ気味だな。いかんいかん。twitterのせいか?

 近年の傾向。男女間の別れにおいて、メールというツールは比率が上がっているらしいね。サクッと別れを告げられるということだろうか。

 最近も、妻から突然メールが来て別れを告げられたとか何とかという話題がメディアを騒がせたね。あれが自分だったら、やっぱ普通には終われないね。つーか人としてその対応は間違ってないか?と思っちゃうなぁ。

 暴力を振るわれるとか、その人の前に行くと何も言えず固まってしまうとか洗脳されるとか・・・そういう異常事態が起こるならまだしも、通常の男女間においては、やはり会って話すべきだと思うのは古い考えか? せめて電話くらいはしなきゃ。

 それでも決着がつかない場合は直筆の手紙なり、なんというか誠意を見せることって大事な気がするんだよなぁ。それでも駄目ならようやくメールかな。まあメールってそんくらいの立ち位置じゃないかと思う、別れにおいてね。

 で、ここで自分自身の人生を振り返る。
 
 振られたこと・・・ありました。
 振ったこと・・・ありました。

 でね、こういうメールというツールが無かった時代っつうのもあったけど、振られた時も振った時も、やっぱ会ったよ(一部電話だけの場合もあったかも。昔のことなので記憶が・・・)。

 特に振られた時なんて全く納得出来なかったけど、それでも会って話したという事実があったから、何とか次へ向かえたんじゃないかな。しかも相手の男と二人で会って「○○をよろしく頼む」なんて上から目線でビールを奢ったという・・・なんという哀しき男のプライド(笑)!。

 これが突然メールだけで終了!だと、終われないよね。特に原因やら経緯やらを飛び越えて「終わる」ことだけの告知の場合はさ。

 メールを送るほうはすでに自分の中でストーリーが出来ていて、気持ちは未来へ向かっているからスパッと終われる。でも送られたほうは、まず無理だね。まあそれによって心の成長が促されるという側面はあるかもしれんけど。

 やっぱね、会うと異常事態が起こる相手以外なら会って話をすべきだ。それが人としての道。せめて電話。長い付き合いならなおさらだ。確かにITによって人間関係のありかたも変わってきているのも事実。でもこういう場合、俺は会うことをお勧めします。

 話が飛躍するかもしれないけど「伝えにくいことを伝える」ということで、ひとつのコミュニケーション能力アップに繋がるかもしれないし。まあ何事も経験です。逃げるのは簡単だけど、向き合うことで成長するのもまた事実。