以前構想していたモノを形にしていく
ラフキャスターシリーズ
ほぼビルドなので制作とは言えませんが
あったらいいな、ギターを
音中心に組み立ててみて
ビジュアルも
あまり見たことないな
というふうにして
自己満足の世界を広げます
では、スタート↓

ここまで揃えたら
目指すは
アコギのような金属音シャリシャリの
ギタボ向けギター🎸
ダンエレクトロのような
パイレーツ・オブ・カリビアンで
トムウェイツがキャットパワーの歌を
歌うならこのギターか?
と このあたりを目指しています
課題点は
・24フレットによりブリッジ位置が変わる
・裏通し弦なのだが、どうする?
・ブリッジとテールピースどうする?
・ピックアップの位置
・ブランドロゴはそのまま使うか
こんなところかな
■リップスティックピックアップ👄
今日はこのたぶんチャイナな
リップスティックピックアップを分解
中身を確認します

本家ダンエレクトロとの違いは
マウントの金属プレートが真っ直ぐである
ぐらいです、見た目では

テスターで抵抗値を測ると両方7Ω
白黒で差がありネックやブリッジ専用を期待していたが、そんな芸当はナシ
よって意図不明
導通も確認し、
ある意味 健康診断を終え、安心して続きの作業へと進めます(^^)
Vester maniac TEJ
これがこのボディのありし日の名前
有名人のマネがしたいが金が無い
そんな人たち向けに
落とすところを落とした究極のギター
80年代はバンドブームで
ギターは歪系のちょっと変形タイプ、車はソアラ、そんな時代を思い出させる
マンガ本の広告に、君も今日から〇〇!
1万円以下のアンプ付通販ギターあったなあ
それでもお金が無いから買えなかったし、
だからと言っていかにもチープな雰囲気だったから、安物を買うのもいやだなとも思っていた
当時価格、本家のフェルナンデスTEJが6〜7万円くらいで委託生産品Vester TEJコリア製が2〜3万円・なのに見た目がほとんど一緒なところがすごい
この手のギターは全く興味がなく
触ることも無かったけれど、
見れば見る程よく出来ている
外面(そとづら)が秀逸
ホントにキレイに出来てる→
合板を隠す厚手のポリ塗装、黒塗り
ネックとペグ(GOTOH)もしっかりしているらしい・・・ここにあるのはボディのみだから受け売り
いかにもカスタム風な、
ピックアップ&セレクター
しっかりしたテレキャスターノブ
キレイなバインディング
そして1番のポイントは歪やすいピックアップ
ロウでもなく、タコ糸でもなく、
コイルをシリコンで固めてしまえ→
ハウリング無し→歪ませ放題
これは以前持っていたグラスルーツのレスポールモデルや、コリアンエピフォンファイヤーバードのピックアップがこれでした
このピックアップの特徴は
歪系のみ、
いくら歪ませてもハウリング無し
クリーントーンは期待以下
ペンペンペンな音です✨
これは外してリップスティックに変更♡
と、本当はフェルナンデスのTEJのボディ(バスウッドらしい)を入手する予定が、
安かったので、それとは分からずこれを入手
手にして、思わず「わぁ合板だ」と言いましたが、そこは今までの経験から、
フニャフニャの柔らかい材はアカンけど、
合板ならカッチリとしている可能性あり
いわゆるコンクリ合板をさらに重ね貼り
つまり、音が硬めに出てくる
イイですよ、合板
ワンピースの板材が最高なんて言いますけど
何を目指すかで価値は変わります
ネックとのジョイント部分が強度的に強く、カッチリしていれば、そしてネックがカッチリしていれば、鳴ります
高音よりのギタボ向きエレキギターには
これはイイんじゃないかと思てます
良くできたジェネリックギター🎸
Cat Power さんのWanderwallのギター音
いや、The Greatest の音♪
あれが出て欲しいなと思てます
次はネック加工して生音確認までいきたいです
■ネック
ネック黒く塗ってからのペグ取付け

ギブソンのちょっとイイやつのマネして
ヘッド裏を黒く塗ってみました
メイプルネックの場合木目がキレイなだけに塗り潰さなくてもいいか、でも裏側が明るい色だとどうも間延びする→ヘッド裏を塗ろう
てな流れなのかギブソン
真偽は分からないけど
塗るとイイですよ
何か分からないけどイイ!と感じる事をするのがイイんじゃないかと思てます

ロープとかランプとか似合いそうな
ちょっとゲテモノ胡散臭い
どちらかと云うと下品な方がいいかと
最近のやたら引っ掛かりの無い薄い軽そうな無難な、何か質問したくもならないサラッとし過ぎな無色透明→水?みたいな人物よりツッコミ所満載君の方がコッチも楽しい🎶かと
あー関西風で言うと
えげつない方がいいかと
賛否両論 自分の中で
他人に合わせるより自分の感覚でいってみよ
■生音確認
早く生音聴きたくて、ブリッジ立てました

ブリッジは真鍮棒削り出し
スタッドは3mmステンレスネジ
真っ直ぐ穴開けるのが難しく
工具が揃ってれば楽なんだろうけど
最低限しかないので
そこは手作業、目分量
ネックが24Fの628mm
ミディアムスケール
かなりブリッジ位置が前にきます
628mmの位置に罫書き
1弦側2mm
6弦側6mm延ばしたところにライン
76mm幅で穴あけ

あと細かい調整
・ネック角度もう少しとり、ブリッジ上げて、よりアコースティック感出すか
・ピックアップの高さ調整可動域広げるか
・リアピックアップの位置 そのままか、センターよりか、スラントするかしないか
・ナット 水牛角にするか
■あれから細かい調整↓
・ネック角度は十分あったので
・ピックアップの高さ調整できるようにバネ可動にしました
・リアピックアップの位置はやはりブリッジから中心4cmの位置にざぐって変更
なぜなら、ブリッジに近すぎると振動が小さく→音が小さい
思いつきで上手く行くほどギターは余地のあるものではなく、設定はすでに完成されている、セオリーはセオリーとつくづく思います
・ナットは整形し直して磨いて完了
・配線はポット→ジャックの単線をやめてBelden8503の撚り線に
と、いうことでひとまず完成おめでとう




リップスティック=イイ音ですね
プリンプリンして濁りがない
ミックスのコンプ感もいいけれど、フロントリアそれぞれの良さがあって
リップスティックピックアップ
これは推しです✨
全体的にジャカジャカ弾くアコースティック感がギターらしいギター🎸
素直な音がするので単音のソロもイケるし
2音3音のハーモニーが粒立ちでよい!
ちょっとリッケンバッカー寄りな気もするがアコースティック感ある音で気に入りました✨これこそ目指した海賊ギター🎸でよいかと
一件落着🌸
そして、
どうも気になるブリッジのスタッド
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