GreTsch 6120 トーンスイッチ→ポットへ変更 音質改善 | mickey-oのギターブログ

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◆トーンをプリセット2音質→トーンポットによる操作に変更◆

白黒の配線はBelden8503フックアップワイヤーAWG22→セレクタースイッチから延ばしてトーンポットへ

Belden8503
拠り線ワイヤー、芯線はスズメッキ銅線
太さ22AWG 0.37sq(0.26mm/7本)
仕上がり外形1.27mm
被服、絶縁体 PVC
電圧定格 600Vで105℃まで

よく見るとジャック→マスターボリューム→セレクターまではWEの24AWGエナメルワイヤーを2本撚りで使ってる(忘れてた)
しかもそれにBelden8412から取った編み線を被せてシールドに使っている
頑張ってたな過去の自分

あとの配置材はAmerican Bladed Wire(網線)
配置も変えて、写真左がセレクターSwitch
右がトーンポット

このトーンポットが今日のメイン☆

この写真↓

これを考えたヒトは天才かと思いました
これ、パッと見わかります??

ある日ネットオークションを見ているとそれは
6120 6122用トーンポットとして売り出されていたのです

衝撃的でした
理解するのに3分ほどかかりましたが
解った瞬間の思考の晴れ具合が素晴らしい!

これの考案者さんは
50年以上ギターリペアをしてきて
他にもいろいろなアイディアで音や演奏性の改善をされてきた方で、今はもう止めてしまった
と書かれていました
外観を損ねずにボリューム式にする
この柔軟なアイディアに出会えて感動です

セレクターSwitchを改造してポットを付けてしまう
回転させるのは軸を接着か何か
これをトーン回路に組み込めば普通のトーン回路ギターになる!

なぜ今まで考えつかなかったんだろう?

Brian Setzer も こんなの誰が使うんだ?と言ったプリセットトーン

GreTsch弾いてて、これトーンコントロールしたいなとか
ライブ中に急に音がこもって 見ると
プリセットトーンが倒れてるぢゃないか!
て事でずっと困っていたはずなのに
作り方は、
1.ネジ径が合うスイッチを手に入れ分解し
2.ポットにハンダ付して
3.トーンノブと同サイズのステンレスネジをカットしてマイナスドライバーの様にヤスリがけ
4.ポットの凹みに差し込み固定
5.ノブをつけて回転を確認
6.あとは好みのキャパシタを付けたら

トーンコントロールの完成だ〜✨

(今回はBlack Catコンデンサーをつけてますが、もしかするとロシアンミリタリーの方が良いかも、また交換するでしょう、きっと)

作業は簡単では無いですが
仕上がるとほぼ外観からはわかりません
ノブを倒してしまうでしょう

音の方は
あのGreTschが
普通のギターの様に使いやすく
しっとりした音もでるようになりました

こんな音も出るのか、出るよな

こういう改造・カスタマイズできるところが
GreTsch🎸らしさというか、
自分が使いやすいようにしていく
これが当たり前になるのがGreTsch🎸

扱いにくいとか言うヤツは
向いてないよこのギター

さらに使いやすくなった6120
輝いて✨見えます