我々サンドウィッチマンも、世に出た時は遅咲きの苦労人と言われた。
でも、30歳の年に日テレの「エンタの神様」で初の全国ネットゴールデンタイム出演。

「エンタの神様」では全てコントを。

漫才では、テレ朝の深夜生放送番組「虎の門」で何度か漫才をやらせて頂いた。

で、33歳の時。
Mー1グランプリ2007の決勝で、初めて全国ネットで漫才。

33歳。
今だとかなり若いなぁ。
今大会優勝した錦鯉の長谷川さんは50歳。
渡辺くんは43歳。

我々の時は、結成10年までの参加資格でしたが、今は結成15年までになっている。
だとしても、これぞ遅咲きって言うんだろうなぁ。


TOKYO COOL




錦鯉と同じ、遅咲き芸人だ。

2人とも芸歴で言えば先輩になるが、我々とは20年以上前からの仲間。
一緒に小さいライブ小屋で凌ぎを削った戦友。

錦鯉の長谷川さんと同じく、諦めないで頑張り続け、今めちゃくちゃ面白くてネタ番組に引っ張りだこだ。
一緒に頑張ってた時は、それぞれ別のコンビだったりピン芸人だったりでしたが、ずっと面白かった。

やっぱり、昔からずっと面白い人は時間が掛かっても必ず世に出て来る。

逆に言うと、時間が掛かっても世に出て来る人は必ずずっと面白いと言われてる人のみ。
タイミングが遅かっただけで、急に面白くなった訳ではない。

周りの芸人が次々とテレビに出る様になる中、なかなか世に出れずとも、決して腐らずに頑張っていた事を知っているから、戦友として、彼等がネタ番組で評価されると自分の事の様に嬉しくて、自然と涙が出てくる。

もし、自分達だったらこの年齢になるまで腐らず頑張ってたかな。。いや、きっと随分前にお笑いは辞めてると思う。
だから、錦鯉や彼等は凄いんだ。
ちゃんと掴んだから。
本当に、心から尊敬している。

こっから、めちゃくちゃ仕事してめちゃくちゃ稼いで美味しいもん沢山食べて欲しいです。

もう、年齢的に霜降りステーキやすき焼きや焼き肉は食べられないだろうけど。。
赤身の美味しい部位を沢山食べて下さい。