毎年だが、この時期はプロ野球選手の退団や戦力外通告が話題になる。

ドラフトで、憧れのプロ野球選手となり華やかに入団。
しかし、選手によっては数年で戦力外になる恐れもある…とにかく厳しい世界ですね。

例えば、ドラフトで新人が毎年10人入団するとなれば最低でも10人は出さないといけない。
選手の登録人数は決まってるから。
もしくは、育成契約か。

今年も、楽天イーグルスには沢山の有望な新人選手が入団する。

そして、同じ数、いや…それよりも多くの選手がチームを離れる事になりそうだ。

今年は、特に公私ともに交流のあった選手達が多くて本当に寂しい
あんなにチームの為に頑張ってたのに…結果も出してたのに…まだちょっと見切りつけるの早くないか?とか…。

いちファンとして、色々と思う事はある。
東北の人って、きっとどの地域の方々よりも『情』に動かされ『情』に熱いと思う。

だから、イーグルスから別の球団に移籍した選手が仙台でイーグルスと戦う事になっても、その選手が登場すれば大きな拍手が送られる。
ヒットを打てば、スゴく喜んで拍手。

敵の球団にいようが、地元出身の選手だから応援する!とか…きっと他の地域よりも、それが強いと思う。それは地域性だからこの先も変わらないはず。

震災後、被災した人達の心を奮い立たされ勇気をくれた嶋選手のメッセージ。
あれは決して忘れないだろう。
あの嶋選手のメッセージにどれだけの人達の心が動いたか。計り知れない。
それ程、特別な存在。
彼がどの球団に行っても、もし仙台での試合に登場したら間違いなくその日一番の歓声と拍手になるだろう。

ドラフトで入った新しい選手達と会うのが楽しみだ。
岩手・大船渡高の佐々木投手を外してしまったが、他に東北出身の選手が一人もいなかったのが残念…。
有望な東北出身の選手達は、他球団からの指名でした。
小さい頃から、一番身近な地元のプロ野球球団に入って東北を盛り上げるんだ!って意気込んでいた少年はどこでプレーするのかな…
いずれにせよ、プロ野球選手だなんてそう簡単になれるもんじゃない。
頑張って欲しいですね。