2011年3月11日から丸6年。
2017年3月11日になりました。

今年も、我々は宮城県気仙沼市に来ています。
あの日を含め、3月11日に気仙沼来るのは7回目になる。

今年も、僕らが大津波から避難した安波山で2時46分を迎え、黙祷します。

『東日本大震災から6年~東北の被災地はどうなった?』
これは良く聞かれる質問。
どうなった?………。
う~ん。。
確かに、新しい建物が立ち仮設住宅に住む方々は減った。でもまだ住んでる方々もいる。
陸のかさ上げ工事は現在も各地域で行われている。急ピッチで進んでいると思われる。

では、人々は?

ここが難しい。
被災した方々と色々とお話するのですが…人それぞれ違う。あまりにも違うから。

一人一人の被害状況も違うし、地域の復興環境も違う。
亡くなった方が約2万人…行方不明者が2500人以上という、あまりにも大きな震災。あれからまだたった6年。

でも、無事で生きている限り前へ進まなければならない。
そうしないと、亡くなった方々に失礼だから。

震災直後から、ボランティアの方や自衛隊の方、消防、警察…被災地の為に必死に動いて下さった沢山の方々に感謝しながら前進しなければ申し訳がない。

そして、お陰様で頑張って復興してきている姿を見せないと。

東北の被災地は、世界の復興モデル地区になるはずだから。

全国の皆様に、是非とも東北の沿岸地域に来て頂きたい。
ボランティアとして助けて頂いた皆様に、6年でここまで頑張って復興してきている姿を今一度見に来て頂きたい。今は観光客として。

変わりましたよ。被災地。人間のパワーってスゴいですよ。

僕らが今夜泊まってるホテルだって、気仙沼湾がすぐ目の前です。最近出来た新しいホテル。

新生・東北沿岸の活き活きとして頑張ってる皆さんに全国から会いに来て下さい☆


あとは福島の原発事故による地域…。

被害の大きかった東北3県を『身体』の怪我に例えるならば岩手と宮城はもう間もなくギプスが外れるのかな…ただ、しばらくリハビリは続く模様。
 
しかし、福島はまだ治療が出来ていない…。6年経っても未だに治療方法を探している段階…。酷い傷口が更に化膿してしまう。
本当に…特効薬はないものか。。

東北全体が完治しない限り、完全復興しました!とは言えないですからね。


今夜は、気仙沼の新富寿司にて最高に美味しいお寿司を食べました!
魚介類が食べられない…あの富澤たけしが唯一完食出来る程の新鮮な旨さ!

世界三大漁場『三陸』の海の幸が味わえますよ!
気仙沼ならではの『メカジキのしゃぶしゃぶ』も最高でした(^O^)


3月11日。
今日から復興7年目に突入する東北の被災地をこれからも応援宜しくお願い致します。

そして今日、防災の危機管理を思い出すきっかけになればいいですね。

いつもありがとうございます。