サンドウィッチマン 伊達みきおオフィシャルブログ「もういいぜ!」by Ameba-image0007.jpg


感謝の話。

東日本大震災から間もなく2年。
被災地へ行く度、瓦礫の山が低くなっている。
各地で、瓦礫を積んだダンプカーが何台も行き来している。
今も、一生懸命に処理しています。

震災直後、被災地には全国から警察官、消防隊、救急隊、自衛隊、レスキュー隊…様々なスペシャリストが支援活動の為に被災地へ入ってくれました。

先日、宮城県警で働いている同級生から聞いた。
『現在、全国各地から宮城県に支援で来てくれている270人の警察官が、3月いっぱいで本来の勤務地へ戻るんだよ…。』と。

未だに、そんなに沢山の警察官が助けに来てくれてたんですね。
ホントに…感謝の一言。

で、東北放送にお願いして『お世話になってる警察官にお礼を言いに行こう!』というロケを組んで貰った。

向かったのは宮城県岩沼警察署。
管轄は『閖上地区(ゆりあげ)』も含まれている。
閖上地区は、大津波により900人余りが亡くなり、未だに行方不明の方が41人という特に甚大な被害があった地域。

岩沼警察署には、警視庁や神奈川県警、埼玉県警、群馬県警、千葉県警等から助っ人で来てくれていた。

行方不明者の捜索、仮設住宅や被災地のパトロールを宮城県民の為に懸命にやってくれている。
パトロールの合間には、仮設住宅の集会所に住民を集め『振り込め詐欺』や『オレオレ詐欺』に気を付けましょうの『劇(芝居)』を警察官が実際に演じて住民に大変喜ばれている。

実際に、仮設住宅に住む人達を狙った詐欺犯罪があるらしく、警察官も警戒していた。
まったく…敢えて、仮設住宅に住んでる人を騙すなんて…とことん悪い奴等がいたもんだ。

仮設住宅に住む人達は、息抜きに集会所に集まったり、警察官が元気に演じてるのを見て笑ったり納得したりしていた。

ニコニコしながら見ていたお婆ちゃんは『警察官の皆さんがパトロールしてくれるから、仮設でも安心して過ごせた』とお話してくれました。

岩沼警察署に支援で来てくれていた全国の警察官の皆さんはとても気さくで頼りがいのある人達ばっかりでした。

聞くと、自らが希望を出し被災地支援に来た人ばかり。
中には、地元宮城から他県の県警に就職した警察官もいて、何とか地元の為にと考えたみたいです。
 
 
そして、本来の勤務地では、その分警察官が足りなくて大変だった事でしょうね…。
警察官の皆様、本当にありがとうございます!
そして、色んな方に感謝。。

 
 
あ、街の巨匠にも感謝。