写真多いなっ(笑)
何だかいっぱい伝えたい事が多くて…。
きのうは朝から宮城県山元町へ。
もう何度も来てるが、来る度に、いくつもあるガレキの山の高さが少しずつ低くなっていたり、倒壊した家屋が片付けられていたり。もしくは、住宅を新築していたりと震災から１年３ヶ月を過ぎて次のステップに向かっている。
写真の海は、山元町にあるサンライズビーチ。
海水浴でも来たことがある海、今年も海水浴は難しいみたいです。
でも、魚釣りをしている人がいた。そういう光景を見ると何だかホッとする。
鯛やヒラメやコチが釣れるそうだ。
奥に見えるのは、ガレキの処理場。フル稼働中。
山元町にある常磐線のＪＲ山下駅。この駅も大津波で駅舎は水に浸かった。線路には雑草が生い茂り、未だに復旧していない。
どうやら、もっと内陸に線路を移設する計画があるらしい。
ただ、山下駅前の商店が再開していた。どうするんだろう…。大津波で、天井まで水に浸かった商店だが、頑張って再開したのに…線路を移設するって事は駅も移設するだろうから。
ずっと、駅前で営業してたのに。。
山元町のコミュニティーラジオ『りんごラジオ』。
もう何度出演しただろう。地域に必要な情報を常に考えて発信している貴重なラジオ局。
震災後、沢山の有名人が訪れラジオに出演。町民に元気なコメントや素晴らしい歌をくれた。りんごラジオ、一緒に写ってるのは東北放送の名久井アナウンサー。
そして『きぶどうジュース』。山元町の海近くの工場で今でも製造しているんです。日本中から発注が来ている程の旨さ！
とても体にもいいし、買って帰ったらかみさんが大喜びしてました。
勿論、大津波により工場は壁がすっかりなくなりベニヤ板で補修しての再開だ。おばちゃん達が一生懸命頑張ってました。是非、ホントに旨いのでお薦めです☆１００年の歴史ある味です。
そして、震災直後から行きたかった福島県相馬市へ。相馬市の松川浦には、良く魚釣りをしに行った懐かしい場所。
富澤とも何回か行った。
まぁ、あいつは１匹も釣れなかったけど…。
奥に見える松川浦大橋は無事だったようだ。松川浦ベイブリッジとも呼ばれるカッコイイ橋です。
ここでも、魚釣りをしている人がいた。
聞くと、釣り仲間が津波で亡くなった…何だか悔しくて仲間の分まで釣りをしてるんです。。まだ見つかってないから。。と。
今、相馬市松川浦ではお客さんに来てもらおうと『復興チャレンジ丼』という様々な丼を作っている。
漁港近くにあるホテルや旅館で作っていて、海鮮丼や鯛めしや穴子天丼などの海の幸いっぱいの丼が食べられる。
本来、松川浦で水揚げされた魚介を使って作りたいのだが、今は原発事故の影響でなかなかそうはいかず、市場から全国の新鮮な魚介を仕入れ営業している。
スゴく悔しくて仕方ない思いだろうが、新鮮な魚介で栄えた港町としての意地だ。
この復興チャレンジ丼、全部を食べたがホントに旨かった！もう、めちゃくちゃ旨い丼ばっかり！是非、たくさんのお客さんが訪れていっぱい食べて欲しいな。
相馬といば『相馬野馬追』が有名で、騎馬武者が沢山集まり町を闊歩するお祭り。
去年は規模を縮小して開催したらしいが、今年は例年通りの規模で来月行われる予定だという。
東北の夏祭りは相馬野馬追から始まり、各地の夏祭りが次々と開催される。
是非、東北が誇る各地の祭りを実際に見に来て頂きたいです。
旨いもん食って、祭りを見て、温泉に入って、いっぱいお土産買って、そんな形の支援も嬉しいですね☆
何だか、最後はＪＲの広告みたいになってしまいました。まぁいいか。