今日は、新幹線の始発で仙台へ。
塩釜港より、船で約30分行くと広がる浦戸諸島にある『桂島』に行ってきました。(TBC東北放送制作全国ネット番組のロケ)
特に、カキや海苔の養殖が盛んな桂島。
島自体は大きくなく、島民は約400人。
勿論、震災の被害は甚大。だけど、犠牲者がゼロ!
地震後、島の消防団が直ちに民家へ伺い、避難を迷っている方やお年寄りの方などをとにかく軽トラックに乗せて高台へ…全員が無事に避難!
写真は、本日の桂島の風景です。
家は土台を残して流され、電柱は根元から倒れ、車は跡形もなくぐにゃぐにゃになっていた。
あの日から、3ヶ月以上経った今でもこんな状況です。
桂島には、三重県から来て作業してくれてる方がいたり、群馬ナンバーの電気工事車両もあり一生懸命に作業をされていました。
ありがたいなぁ。本当に心から感謝しております。
朝、東北新幹線始発の新幹線内で光浦靖子さん、ゆってぃさん達に会いました。
何と、完全プライベートで岩手県釜石に行くと。
他に、一青窈さんも一緒に行くと。
で、偶然にも(笑)
帰りの新幹線でも一緒でした(^ー^)
仙台市内をロケバスで通りましたが、産業道路や仙台新港あたりの被害もスゴかった…。
潰れた車は数えきれない程。
改めて、地元の被害を目の当たりにて心が傷んだ。
でも、いたるところに『がんばろう!東北』とか『がんばろう!宮城』といった、自らを奮い立たせる言葉が沢山あった。
桂島でカキ養殖を何十年とやってきた漁師さんが言っていた。
『俺達は常に、津波を意識して仕事をしていた。今回は確かに大きかった。
カキ養殖のイカダは全て流された。
でも、またイカダを作って美味しいカキを作る作業をするだけ。
あとは、海がいつもの様にカキを立派に育ててくれるはず。
海はスゴいんだ。』
こんなに被害をもたらした海に対してこう言えるのは、誰よりも海と付き合ってきたからなんだろうな。