どうも嫌われミキコです。
アジャの告白卍編愛

「深夜のラブレター」は魔物です。
タモリさんも言っていたけれど、夜中のテンションで書いた文章を翌朝読み返すと、死ぬほど恥ずかしくて悶絶する。

何度も夜を越え、書き直しては破り捨て……。
ようやく納得のいく一通を書き上げた私は、ジュノンの会社の前で待ち伏せを決行しました。

心臓が口から飛び出しそうな中、彼に手紙を渡した瞬間。
私は、あの伝説のジョイナーより速いスピードでその場を逃げ去りました。
あの時のダッシュは、間違いなく私の人生最速記録。


そんな決死の告白が実り、無事にお付き合いがスタート。
そして迎えた、忘れもしない初デートの日。

80kgのアジャだった私ですが、実はファストフード店に入ったことがありませんでした絶望
厳格な家で「食べ方は綺麗に」と叩き込まれて育った私。

初めてのKFC(ケンタッキー)
目の前のフライドチキンを前に、私はいつものように全神経を集中させて食べ進めました。

結果、お皿の上には……
まるで工芸品のように磨き上げられた、ツルッツルの骨だけが残ったんです。
軟骨一つ残さないその「完璧すぎる食べ跡」を、ジュノンは無言で、まじまじと見つめていました。

「……え、そんなに綺麗に食べるの?」とドン引き(笑)

そこで彼は、戸惑う私に優しく教えてくれました。
「KFCは、そんなに頑張って綺麗に食べなくていいんだよ」
「もっとワイルドに、ガブッといっていいんだよ」

骨の髄まで綺麗に食べようとしていた私に、彼は『ファーストフードの定義』を教えてくれた。
それが、私の「三次元の恋」の本当の始まりでした。