りっちゃんの眼は、未熟児網膜症が悪化して、血管が伸びている部分と、まだ血管が届いていない部分との境界線に膜ができて、膜が分厚くなってきました。
全身麻酔をかけて、人工呼吸器をつけて、瞳孔を開く目薬を入れてから、特殊なコンタクトレンズを介して網膜にレーザーを打ち込みます。
そうすることで、網膜を周りに焼き付けて網膜剥離を防ぎます。
実際に手術を始めてみると、また少し進行していて、新血管の増殖が始まっていました。それに、境界膜が盛り上がり、危険な状態だったとのこと。
とりあえず無事に手術は成功した。
右眼に2000発、左眼に1600発のレーザーが打ち込まれました。
おびただしい数の白い点がついてしまった網膜の写真を見せられました。
この点々は一生消えません。
でも、網膜剥離になって、光も感じられなくなるのは耐えられない…
視力が弱くても、見えるのと見えないのは全然違う…
とりあえず、これで進行が止まって欲しい…
りっちゃんはよく頑張った‼
まだ意識はモウロウとしているけど手足を動かして元気そうだった。
3~4歳になって視力検査の内容が理解できるようになるまで、どのくらいの後遺症が残るかはわからない…
斜視、近視、弱視…
どうなるかわからない。
もしかしたら、少し見にくいぐらいで済むかもしれない。
少しでも私にできることはないか考えました。そしたら、視能訓練士という職種があることを知った。
斜視や弱視を矯正する訓練ができるようだ。
これを勉強すれば、りっちゃんと遊ぶ時の接し方を工夫して、視力の発達の手助けができるかも‼‼
ちなみに私の仕事は理学療法士です。
結婚前は脳外科が専門だったので、人体解剖や人間の認知のメカニズムは少しは知ってる‼‼
頑張れば、どうにかなるかも‼‼
これから、本を買って勉強しようと思います‼‼