1月26日
道路関係のサイトを見てたら東大和市の
多摩湖南岸に37%というトンデモな急坂が
あるという記事が目につきました。
20%の下り坂でもバイクで走った時、
充分怖かったのにどんな坂なんだと。
ちなみに道路の坂の表示である%は
100m進んでの高低差です。
37%ということは100mで37mの差があるって
ことらしいです。大抵、警戒標識を見るのは
10〜20%なので37%は想像できません。
そんないうわけで、記事を頼りにGoogleさんの
ストビューで探し、散策も兼ねて見にいってみました。
場所は西武多摩湖線の「武蔵大和から
多摩湖通りを歩いたとこの住宅街の中です。
この辺、多摩湖の外周道路が尾根筋なので
斜面に住宅が立っている場所です。
確かに急坂ばかりです。
目的の37%の坂を探すと割と簡単に見つかりました。
散策の経路図ですが2kmのところです。
しかし、こんな数字の標識見たことないです。
その凄さは坂の麓が見えないくらいです。
下ってみました。ちなみに後半の一番キツイ部分は
車は危険なのでしょう。歩行者専用になっています。
上から見た感じ。注目は麓の車止めです。
なんの変哲もないように見えます。
はっきり言って、斜面の部分は怖いというか
滑りそうです。ウェットだと転倒しかねないでしょう。
麓から坂を見上げると、その角度の急さがわかります。
もっとびっくりなのは、車止めが坂に合わせて
斜めに設置してあるという。
こんなのは初めて見ました。
斜めのが普通に見えるくらいとは。
いちばん急なのはこの道ですが、参考にした記事によると
この辺りが急坂だらけで、もっと奥はそうでもないのは
宅地化された時期の違いだそうです。
武蔵大和駅寄りの方が古いそうです。
クランクになってる道もあるのは勾配を
緩和するためだったのでした。なるほど。
なかなか興味深いところでした。
このあとは、前川の水源という二つ池まで行くと、
戻るも進むも同じようなので、多摩湖の堰堤を通って
西武球場前まで歩きました。
野球もイベントもない時の西武球場は、
ガランとしてます。
西武山口線だとすぐの距離ですが、実はメチャキツかったのでした。
道路の勾配単位の%は今回調べて初めて知りました。
鉄道の単位である「パーミル」の方がピンとくる私って...(笑)
おわり
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<闘病記と日常の雑記のブログ「とかいなか路地裏LIFE」もやってます>
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地形地図のシリーズ多摩版です。
勾配測定器具なんて土木のプロが使うものも買えたりして。
