5月27日
西武新宿線の先祖、川越鉄道が明治27年に開通した
本川越ー国分寺間。その翌年、明治28年開業の
私鉄駅としては埼玉最古の一つである入曽駅。
実は、学生時代の大半はこの駅から通ってました。
ですが、周囲の駅が駅前ロータリーを持つ
橋上の近代的な駅ばかりですが、
東京近郊でありながら田舎の駅というか
昭和中期か都内のローカル私鉄小駅の
ような狭い駅のまま。
駅前は道が狭く送迎の車が止まるので
はっきり言って危険でした。
また、他の駅にくらべて見劣りするためか
狭山市駅を最寄駅という人もいるくらい。
しかもなぜか、吸引力のあるショッピングモールが
近くにないし、住宅自体は増えてるのに、
駅の周りが衰退していってる、
謎の現象が起きてます。
もちろん、駅の近代化や再開発計画が
なかったわけではなく、西武鉄道と狭山市で
進めていましたが、駅の周りの地権者の
同意が得られず、計画は頓挫してしまいました。
そしたら去年、川越に住んでる弟が
そばにある20年以上放置されてる小学校の跡地に
ショッピングモールが入って、そこと入曽駅が
つながると言ってました。
今年の5月9日、そのとおりのイメージ図で、
入曽駅再開発計画が発表されました。
それが結構技ありの計画。
「土地を使わせてくれないなら、またいでしまえ」と。
イメージ図は西武鉄道のプレスリリースより
借りました。
狭山市と新所沢の谷間、寂れたトコ。
というイメージで、住宅などは「穴場」らしかったです。
(実際高校時代より、年々地盤沈下しています)
なので、造ったはいいけど公共交通空白地帯で
マイカーかチャリ、または駅前からタクシーのため
消滅可能性ニュータウンが近くにあります。
息を吹き替えせるのでしょうか。
また、様変わりして栄えれば、資産価値が上がるか
どうなるかこれからも見ていきたいです。
駅近くの県道踏切の角にあった,元商家。
先日通ったら消えてました。
<入曽駅の過去記事>