5月22日

半年くらい前、圏央道と檜原村を

五日市街道のバイパスを通す。

 

そんな構想が発表された時、

もしかして、話に聞いたことがある

 

檜原村の檜原街道沿いにある「無意味な謎の橋」が

ついに使われるのかと思いました。

 

しかし、バイパス構想は村役場のある

中心部までのよう。

 

檜原街道はバイクで奥多摩へ行けば必ず通るので、

 

「謎の橋」のそばを、覚えてないくらい通ってる

はずなのに見たことありませんでした。

 

 

Googleさんの写真で探せるようになり、

写真で檜原街道をたどると、確かに橋らしきものが。

 

便利な世の中になったものです。

でも、ストビューは檜原街道だけしか

見れないのでイマイチよくわかりません。

 

これは気になる。

 

そこでGoogleさんに聞いてみると、

先人さんがいました。

 

第一人者の「よっきれん」さんの

HPに探索レポートが。

 

 

鉄道以外の探索スポットは、先人さんがいると

場所の特定と様子がわかるので助かります。

 

木が茂ると見えなくなるので、

まだ芽生え前の3月の暖かい休日、

 

西東京バスで最寄り停留所と

バスの時間を調べて行ってみました。

 

五日市線の終点「武蔵五日市」からバスで1時間弱。

「和田向」で下車。

500mくらい歩いて秋川を渡ると写真と同じ風景。

その中に薮に隠れるように「謎の橋」はありました。

 

盛り土を回り込まなければなりませんが、

柵があるのでコンプライアンス的に「うーん..」

 

しかし、隅に通れるくらいの隙間があり、

踏み跡があったので、渓流釣りの人が

 

釣り歩いてる跡ではと解釈して前進。

足場が悪いけど、盛り土を覆うように

 

柵があるのでつかまって回り込み正面に。

 

橋は封鎖してあります。

それ以前に近づこうとすると藪漕ぎになるので

 

これは無理だわと。

よく銘板なんて見に行けたなと思うことしばし。

 

 

謎なのは橋で川を渡った先は山を

削ってありますが、コンクリで固められてて

 

行き止まり。

橋も檜原街道につながってないので

 

橋だけ架けて、計画倒れになった

未成線を思わせます。

長居してる場所じゃないなので

ひととおり見たら道路の方に戻りました。

 

意外に見通しがあるのでどこか全景が

見えないかなと、そばの林道をのぼったり、

 

そばにある檜原街道の橋からみると

遠景だけどちゃんと見えるではありませんか。

 

この「謎の橋」の存在を解く鍵は

「よっきれん」さんのレポートの地図に

 

ありそうですが、同じ頃に私も見たんじゃないかと

思う「檜原南北横断道路」の野望ではと。

 

今の地図には載ってない、ここから、

山を超えた北秋川の神戸近くの都道をつなげる

 

道路計画の未成線ではと。

「謎の橋」を見れたのでミッションは終了。

場所が場所だけに早起きして出たので

 

奥多摩周遊道路の出入り口にあった

「恐怖の看板」を写真に撮ろうと

 

バス終点の「数馬」に向かいました。

これ↓

 

 

ローカル路線バス問題は地方だけの問題でないことが、

西東京バスの山間部に行くバスに乗るとわかります。

 

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