3月7日

かなり前、新三郷駅のララシティにある、

試作で終わった豪華ブルートレイン

 

「夢空間」を見にいきました。

そのあと、もう1両裏側の駐車場に食堂車が

 

キッズスペースになって置いてあると聞き

それも見にいかねばと宿題になってました。

 

なかなか行く機会のない東埼玉ですが、

スタンプラリーという大義名分のおかげで

 

再び降り立つことができました。

実はこの「新三郷」と隣の「吉川美園」は

曰く付きの駅なのです。

 

今は対面式の普通の駅ですが、かつてここには

上下線を抱き込むように貨物の「武蔵野操車場」が

 

あり、操車場廃止後も駅は上下線が跡地をまたいで

いたままでした。約300mとなかなかトンデモなくらい

 

離れており、ギネスブックに載ってたそうです。

ちょうど、横須賀線電車が品鶴線経由になり、

新川崎駅の「旧新鶴見操車場」が広大な空き地

 

だった頃です。

新三郷駅は上下線を現在の形に線路を移して

広大な跡地の三郷市の部分は再開発されて

 

現在の様子になりました。

 

その武蔵野操車場への遺構が、新松戸から

乗ってくると、三郷を出て右のカーブで

 

上下線がふくらんでおり、使われなくなったレールを

見ることができます。

 

 

というわけで、駅を出ると道路沿いに「夢空間」の

ラウンジかーが置いてあり、時間は決まってますが

 

中を見ることができます。

 

臨時列車で走っていたとはいえ、

現役だったらと思わずにはいられません。

 

 

「電話室」が時代を感じさせます。

そのららシテイの駐車場の隅にありました。「夢空間」の

食堂車。表のラウンジカーもそうでしたが、

 

野外に屋根もなくむき出しに展示してあるので、

風雨による腐食で痛々しいほど。

このまま痛みが進むと、巨額をかけて修復するか

解体という運命になってしまいそうです。

 

 

貴重な車両なだけにどうするんでしょ。

 

 

お店の名物にもなれるのだから、せめて塗装を

直して屋根のあるところに移すべきではないでしょうか。

 

 

日本は高温多湿なので、屋根のない野外展示には向いてないと

思います。多くの貴重な車両が解体される運命になっているので。