2月20日

機会を逃して、未発表でした。

2021年、自分にとって「関東最後の大物」だった、

 

水戸ー郡山間の「水郡線(すいぐんせん)」を

乗り鉄しました。

 

水戸ー郡山142kmをキハE130の

普通列車が走るのみの路線です。

 

本線142.8km、一気に乗り通すには

大体3時間半かかります。

 

 

久慈川に沿ったルートの特殊性と、

東京からの距離があまりにも半端なので

 

乗車機会がなかったので、

後回しになってました。

 

そこで、万能ルートの作れる「18きっぷ」で

乗り鉄しようと水戸へ。

水郡線は郡山に向かう本線と、常陸太田に向かう

短い支線があります。しかし、支線の方に寄ると

 

1日で踏破できないので、まずは郡山を目指しました。

 

 

水戸13:13発の郡山行きに乗車。

時間帯がいいのか座席が埋まるなかなかの乗りでした。

やっぱりディーゼルに乗ると「旅に出てる」という

気分になります。支線の分岐する上菅谷までは

 

水戸市郊外の田園風景でした。

 

 

上菅谷を出るとローカル色が強くなり、

エンジンを響かせながらゴトゴトと。

 

やがて車窓の共の久慈川が寄り添いました。

 

 

途中の袋田は有名な「袋田の滝」の最寄り駅ですが、

駅からは車を使うほどとおいです。

 

かつてのローカル線乗りつぶしの経験から、

ただ乗り通すと印象が残ってなくて、

 

「記録はあるけど記憶がない」になるので、

どこか寄り道スポットはないかと探しました。

 

途中の常陸太子から、2時間後の列車が

出てることを時刻表で発見。

紅葉で有名らしく公園もある

矢祭山で途中下車することに。

停留所タイプの無人の小駅ですが、

観光地の駅らしく駅舎は立派。

 

窓口のところが観光案内スペースに、

シーズンには訪れる人がそこそこいそう。

 

並行する国道にも売店や駐車スペースが

あるので観光地っぽい感じ。

警報器もない歩行者用踏切を渡ると、

駅の反対側に出ました。

川に降りられるようになってたり、

対岸に渡れる橋が。渡った先には

 

久慈川に注ぐ沢があり歩いてたどって

みることができました。

奥まで行くと滝が見えましたが、

前日までの雨で足元が不安定で

 

転倒が怖いので深追いはやめときました。

 

 

川沿いの道は古くからあったようで、

道祖神が道端に。

途中下車して散策をすると、そういうことを

憶えているので、あとで「どんなとこだったっけ」に

 

ならないので、寄り道はするのはいいです。

(国鉄末期は廃止ローカル線が多すぎて

限られた日数で乗り回るためには、仕方なかったのですが)

 

 

後続の郡山行きはガラガラ。

まったりうとうとするうちに終点の郡山。

 

水郡線の本線部分をついに踏破。

 

 

さて、ここからどう帰るか悩んだ結果、

別払いでもホテル代と変わらない

 

始発の新幹線「なすの」で戻りました。

チケを見たら大宮までになってるのは、

多分、埼京線か湘南新宿で池袋に出ようと

 

思ったのでしょう。

残った上菅谷ー常陸太田は18きっぷで

改めて乗りにいけばいいかと。

 

しかし、いまだに実行できてなかったり。

普通で水戸まで行くのはえらい時間がかかったので。

 

 

おわりです☆