2月8日
実は、前回の小島町の記事に書いた、探しに行った
「あるもの」は今回の戦争遺構でした。
空襲で焼け落ちた遺構といえば、
改修されてしまった京急の
「旧平沼駅跡」が有名です。
改修される前の前、骨組みだけになっていた
駅は生々しい迫力がありました。
一方、焼け野原になった東京には
焦げた橋や機銃掃射の跡、慰霊碑はありますが、
旧平沼駅のような生々しい「物的証」が
ありそうですが、全然存在を聞いたことは
ありませんでした。
つい最近、別の調べ物をしていた時に出てた、
近〜現代の戦争遺構を中心に発表してる、
「近代史跡・戦跡紀行~慰霊巡拝
戦跡紀行ネット ‐日本の近代と慰霊の地を巡る‐」に
台東区小島町の隣、三筋町に東京大空襲の中、
焼け残った戦災電柱があるという記事が。
それは興味深いと探しに行ったのでした。
最新版のGoogle mapは誰かがピンをつけたようで、
思いっきり寄せれば出てきますが、その時は
ありませんでした。
頼りは参考にしたブログのmapに書き込まれた
位置情報と、アイコンの道を隔てた
ところにある梅森稲荷神社。
写真が撮れるまで、計3回訪れたので、
その時撮った建物が前回に収録されたものです。
これはもっと知られるべき物件だと思ったので、
3回目にして、完全な状態の写真が撮れました。
半分は焼け落ちて短くなってますが、
元々は街灯だったとのこと。
真っ黒に焦げつき割れて、金具が曲がっている
状態が生々しく鬼気迫るものがあります。
実はこのほかにも空襲で焼け残り、今も
生きてる樹があることを知りました。
<参考にさせてもらってるサイト>
歴史好きから始まり、近〜現代メインと方向性が似てますし、
日本の戦記ものがメインなので「戦争遺構」の参考に
させてもらってます。
ブログの紹介物件は国内のみならず海外にも広がっています。
歴史関係各種の会員になってる、本格的な方のようです。