1月5日
オフシーズンの冬は、いつも周るところを考えるのに
苦労してましたが、歴史もののサイトに
季節が関係ない興味深い物件が結構ありました。
その辺から近くにあって知らなかった
「会いに行ける歴史遺構」をピックアップすれば
困らなさそう。
そこで見つけたのが「江戸川区役所旧文書庫」。
東京大空襲で焼け野原になった下町にあって、
それに耐えた建物です。
概略は↓
場所は小松島さくら公園。
都営新宿線東大島駅から、旧中川沿いを歩いて15分くらい。
旧中川は親水公園になってるので、
無機質なコンクリート張り護岸の川より、
歩くと気持ちいいです。
小松島さくらホールの隣にある小さな公園です。
建物の前に「平和の像」があるのでこっちの方が
目印になる感じです。
「江戸川区役所旧文書庫」はその名のとおり
書庫なのでコンクリートの箱のような形。
黒ずんだ部分があるのは焦げ跡でしょうか。
穴を埋めたような部分は機銃掃射を受けた跡と
見ましたが如何にという感じ。
東大和の変電所跡のように、穴がそのままの方が
生々しいですが、割れた跡を直したようなところも
あるので保全のため直したのか、なんともいえませんが。
しかし、無言の訴えを感じるのは同じでした。
焼け落ちたレンガ。何があったのでしょうか。
やはり、こういう「物的証」の方が説得力があります。
意外とコンクリートって高熱に強いのでしょうか。疑問。
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