12月19日
旅ものはどうしても続き物になってしまいますので、
その間に訪問したスポットが溜まってしまいました。
もう紅葉が終わる今月の頭に、広尾の有栖川宮記念公園を
散策しました。
この、有栖川宮記念公園の敷地について。
江戸時代は南部藩の下屋敷だったとことか。
時代が変わり、明治時代に有栖川宮家の御用地となり、
その後、公園として解放されたと港区の説明にありました。
それより興味を引いたのは、渋谷川の下流、古川の
水源のひとつだったというところでした。
園内に池があるし、小川も流れています。
湧水は今もあるのか、枯れて人工的なものかは
わかりませんでしたが。
公園は谷戸なので、坂を登った台地上には
広場と図書館がありました。
都心とは思えない自然たっぷりで静かなところだと思いますが、
小春日和だったので、近所の人が散歩にきてて混み気味でした。
しかも、大使館が多い場所柄、
英語の会話が聞こえる方が多かったり。
紅葉は終わりの時期で色がくすみがかってました。
でも、天気がピーカンだったおかげで光が当たってまずまずの色。
人が多いのは池のまわりで、池に注ぐ小川の方までは
くる人も少なく静かでのんびりできました。
井の頭池の奥にある湧水ますのような、
石のますがあり、下に小さな流れがありましたが湧水?
最奥に小さな滝があり、そこから小川が始まってましたが、
これは人工的な感じです。水がきれいなので汲み上げっぽいです。
ひと回りしたくらいで陽が傾いてきたので、
広尾駅に戻るついでに、商店街の方を歩いてみました。
2019年ごろに歩いた時にはイメージと違って看板建築の商店が、
並んでたのが意外でした。
それが今は全体的に改築や再開発で
真新しいマンションやキレイになった店が多かったです。
トワイライトゾーンだった裏側の住宅地も改築が進んでました。
でも、まだ同じ街とは思えない雰囲気は健在。
入り口までおしゃれな店があるので、
驚いて引き返してる人が結構いました。
反対側は再開発されて以前の面影は道路くらいでした。が、
「なんでこんなところに、滅びの美学と化した廃墟が」と
思った一角っぽい場所が、島のような荒れ地に。
やはり前から「曰く付きの場所」だったような感じです。
まだ17時前だというのに、地下鉄で恵比寿に出る頃には
暗くなってました。陽が短いので
行き先と時間が限られてるのが厳しいです。
