12月16日
実は「池袋西口・劇場通りの野望」の続きです。
東北シリーズに挟んだつもりでしたが、先週以来だったとは。
池袋西口から地下にメトロ有楽町、副都心線が走る、
「要町通り」があるのですが、西武有楽町線が分かれる
「小竹向原」の手前に小学校が道にはみ出て、
半分になってる区間と、未開通区間があるのを
見つけて「どうなってるんだ、気になる」と。
実線で書かれてる地下鉄が2本走ってるので、
寄せて見ないと普通に道が続いてるように見えます。
不自然なのは小竹向原から2駅先の、平和台駅手前
までですが、道が切れてるのは隣の氷川台駅まで。
そのあとは未改良区間ではと推測。
歩いてみたのは、氷川台駅までの要町通りが消えてる区間。
小竹向原に移動して、一番池袋寄りの出口を出てみました。
小学校で道路が細く書かれてる区間です。
地上に出たらすぐに答えがわかりました。
学校にかかる部分の車道は、トンネルになっていたとは。
トンネルは自動車専用なので、
歩道は緑道のようになってました。
その先、環七との交差点手前まで緑道は続いてて、
トンネルを出た車道は防音壁に囲まれてる感じでした。
住宅地なので騒音対策でしょう。
その環七にぶつかって、要町通りは消滅してました。
とはいっても道路は延長建設中で、
狭い道が続いていましたが、逆一方通行。
地下は、地下鉄はまっすぐ続いていますが、
要町通りの始終点はこの環七との交差点でした。
一方通行路とはいえ、両側は拡幅用地になっており、
建物も引っ込んでる、改良工事中とわかる道。
一方通行の車道は、緩い坂を登ったところで終了。
Mapに書かれてない工事用道路と歩行者用道路に。
「地図にない道」と化して氷川台方面に続いてました。
道路用地は未整備の更地に変わってました。
一応、真っ暗にならないようにか気持ち程度の照明が。
都道の番号札がついてなかったので、
あくまで近隣住人の便宜のために設けた
歩行者用仮設道路という扱いでしょうか。
空間が広いのでなかなか展望がよかったです。
石神井川の手前には住宅があるためか
無駄に広い道で復活かと思いました。
しかし、橋は建設中で護岸沿いの道を迂回し、
都道441号で川を渡りました。
その道が建設中の橋と合流したところから、
氷川台駅上で拡幅用地はなくなりました。
環八まで建設区間と書いてありましたが、
現在の工事区間は氷川台駅前までのようです。
この先、R254との交差点からR17新大宮バイパスと
なり、上尾道路、上武道路を経て、群馬県渋川市まで
つながります。未開通区間が完成すると、池袋西口から
群馬県渋川市まで連続して行けるスケールの大きい
道になります。
新大宮バイパスが環八とつながるのは以前のロードマップで
見ましたが、まさか池袋西口まで道がつながるとは。
まさに「要町通りの野望」って感じです。
