3月9日

なんと今日は発生した日とは。なんたる偶然。

 

前回の子安浜は近くにきたので寄ってみたのでした。

本来ここまできた目的は延ばし伸ばしにしてた、

 

鶴見事故の現場に立ってみることでした。

三河島事故が昭和37年、そしてここの鶴見事故が

 

昭和38年と、鉄道史に残る大事故が

2年連続で起きたのでした。

三河島事故が信号無視からおきたのに対し、

鶴見事故は貨物線を走行中、貨車の車輪が線路に乗り上げて

 

前後の車両と共に脱線(競合脱線)。そこに運悪く横須賀線の

電車が突入して転覆大破という二重事故となる不運が重なって

 

161名の方が亡くなった大惨事となったのでした。

鶴見の現場にある慰霊碑に手をあわせました。

ここはJRが管理してるので、扉を開けて慰霊塔に行きます。

 

本当は鶴見の鶴見大学の上にある慰霊碑も

いく予定でしたが、現場から遠いので時間的都合で

 

今回は見送りました。現場を見るのが目的なので、

慰霊の散策をしてるわけでもないこともありまして。

現場近くの長い踏切から見ると確かにカーブに

なっています。湘南新宿ライナーに乗ってても

 

体感でわかるくらいです。

 

京急の踏切に挟まれた島のようなところにいると、

いろんな電車が通過していってるので

 

KIDSが喜びそうなところです。

とはいえ、ちょうど駅と駅の間、一番スピードが

 

出てるとこです。

 

貨物列車の脱線事故の原因を同じ車両を使って北海道の実験線で検証したようです。

結果、車輪の浮き上がりが脱線の原因とわかり、カーブでは浮き上がり

 

防止にレールの内側にガードが

つけられるようになりました。

 

またこの現象を起こしやすい車輪が1個の

貨車がなくなってきたので、

ほぼ起こりえなくなったのでしたが。

終わってはいなかったのです。