9月18日

 

https://ameblo.jp/mikimoto07/entry-12698577949.html

 

ここの後編です。

他に何もないと書きましたが、絶景スポットの

 

「おせんころがし」が近くにあるので

時間を見ながら行ってみることにしました。

今はめっきり少なくなった、国鉄時代の名所案内。

 

 

そして、タイトルに「曰く付きの場所」と

書いたとおり、そこの崖はS級心霊スポットです。

 

 

心霊スポットは守備範囲外なので、

わかってて行くのは以前の言問橋のように、

 

通らないと先に進めないような場合のみですが、

今回は、おせんころがしの先の旧街道

 

「伊南房州通往還」がどうなってるかを

見たかったので。

 

 

そして、駅の先は鉄道もR128も

トンネルですが、道は3世代がその前で

 

別れている、道や地図好きな人には

興味深い場所です。

 

写真に番号をつけてみましたが、

1が現在のR128。小湊の手前の町まで

 

山をトンネルで打ち抜いてまっすぐに通る

新道です。

 

そして2が旧国道。1.5車線くらいの道幅で

峠超えや海岸の崖を通ってる難路です。

 

3がこれから行く旧街道。地図では途中で

消滅して、おせんころがしの崖を越えた

 

集落から復活してるという謎の道。

 

 

このあたりは外房線ができるまでは

交通の難所だったそうです。

 

 

トンネルの手前から3に入ると

林道を彷彿させる車一台分の幅。

 

舗装路をそのまま行くと、「ホテル行川」という

廃ホテルのような営業してるかわからない方へ

 

向かってました。おせんころがしへはその脇の

遊歩道のような道。

 

ちなみに廃ホテルだと思った「ホテル行川」から

TVの音が聞こえたので今も営業してる?

 

 

その先は山を切り通した細道。

コンクリートで固めてなければいかにも旧道って

 

感じですが、無人地帯で人との接触0%。

風など自然の音だけ。いい雰囲気の道でした。

 

15分くらい山の中を歩くと

視界の先に青い海と、石柱におせんころがしの

 

伝説を書いた掲示板が。

おせんころがし=https://ja.wikipedia.org/wiki/おせんころがし

 

 

 

伝説と自殺の名所なのは前から知ってましたが

心霊スポットと言われる所以は殺人事件が

 

あったことと、のちに自殺が多発し、

怪現象が多発するようになったらしいです。

 

おせんころがし殺人事件=https://ja.wikipedia.org/wiki/おせんころがし殺人事件

 

 

そんな場所なんで一応石柱に手を合わせて

おこうと石段を上がったらこれが足元不安定。

 

これの方がよっぽど怖かったです。

 

 

ピーカンだったのでまさに絶景。

 

 

 

しかし、崖の高くなってるところに

登らないでくださいと掲示が。

 

確かに「生きることを自粛する人」にとって、

海にダイブするにはちょうどいいというか、

 

そういう波長を出してると

引かれるっていいますよね。

 

 

そんな「かなりヤバい場所」ですが、

さすがにピーカンの昼間なので

 

いやな空気感もなかったです。

 

 

謎だった歩いてきた「伊南房州通往還」は

ここで消えてるというか、廃道になった

 

かなり危険な小道が続いてるはずですが、

崖が崩れてなくなったのか大きな草むらで

 

先がわかりませんでした。

この草むらの裏は崖になってました。草がなくなる冬じゃないとわからないでしょう。

 

 

国道のトンネルまで戻って、右に別れて行く

旧国道を少し歩いてのぞいてみましたが、

 

こちらはまさに峠道って感じで

さすがに小湊までは足がないと無理です。

 

 

駅に戻るとちょうどいい時間。

実は今の駅、新しいのはともかく

 

待合室が部屋ではなくふきっさらしで

暑い暑い。電車の冷房がありがたかったです。

 

 

以前は特急も普通も安房鴨川止まりですが、

今の普通列車は内房線に直通するのが多いです。

 

 

目的をしぼったとはいえ

盛り沢山の日帰り旅も終盤です。

 

 

続く。

 

 

旅の参考にしました。