7月29日

 

余計なことを書いたらそれだけで

1話分になったので差し替え。

 

 

前回2回にわたって深谷物語を書きましたが、

高層建築の耐震性に煉瓦積みは問題があると

 

判断された材料の遺構が

沿道に残っています。

 

 

大型客船が接岸する大桟橋を出たところから始まる、

港湾国道R133。山下公園に行くのにみんな

 

通る道だけど、国道であることを知るのは

地図好きや地元の人くらいじゃないのって道です。

 

港側が起点になりますが、起点のおにぎりが

長らく取れてたのですが訪れた時には、

 

立派にR133起点の標識になってました。

 

 

 

大桟橋からの道が合流するところが起点。

 

 

「民家は発掘し尽くしてる、次はかっこいいビルを」と

「東京建築さんぽマップ」という本を購入。

 

 

載ってるのは有名どころで、街中にある無名のビルで

一際目立つのを探したいけど、

 

そんなニッチな趣味のものは足を使えってか。

 

 

キレイなビルを見るのに役に立ちそうですが、

桜木町から館内を歩けば、

 

ガイドなんていらなかったんだっけ。

 

肝心の国道の経路はちょっと複雑。

起点からすぐの県庁の後ろの交差点を

 

左に入ります。この道は元々4車線のはずですが、

1車線分を潰して花壇のある観光地らしい道に

 

 

変わっていました。

この辺は洋風のビルが立ち並ぶ、

 

異国情緒の道なので好きです。

 

程なく横浜高速鉄道の日本大通り駅に

突き当たります。

 

ここを右折すると桜木町まで一本道って感じです。

 

 

この交差点にある「横浜港郵便局」が

外国郵便創業の局という由緒ある郵便局だそうで。

 

都心の本局よりも立派なビルと

プレートが「うちは他と格が違うんだぜ」と

 

主張してる感じですが、仕事は普通の郵便局。

 

 

道なりに桜木町を目指しますが、

脇にあるコインパーキングがなんか妙。

 

ほとんど気付く人はいないと思いますが、

説明板があり、元々この場所には

 

煉瓦のビルが建っていたそうです。

 

しかし関東大震災で倒壊し、残ったのは

 

今ある外枠の一部らしいです。

もちろん再倒壊しないように

 

鉄骨で内側から補強してあります。

 

 

実は深谷の煉瓦史料館のパンフにも、

関東大震災で都心の煉瓦ビルの崩壊や

 

倒壊が多発し、それを切っ掛けに

特に大型建築物は鉄筋コンクリート製が

 

主流になり、煉瓦の需要が激減したとあります。

こんな物件今まで知りませんでした。

 

こういうのを見つける楽しみは

徒歩のスピードじゃないと見逃してしまいます。

 

 

桜木町に近づくと普通のビルが並ぶ

都会の道になります。

 

 

個人的にIron Maidenの来日公演が

行われていたならば、電車がなくて帰れないので予約。

 

中止でなくなくキャンセルした東横インの先に

馬車道駅が。その交差点を国道は斜め左に。

 

「馬車道」とある道に入ってみると、これがまた。

 

 

大岡川を渡ってR16に合流してR133は終わりますが、

終点の表示は一切ありません。いつの間にか

 

R16に入ってるという感じです。

歩道橋の上から。左がR133。

 

 

そんな(?)延長1.4kmの散歩にはちょうどいい

道なので電車で直行もいいけど、

 

横浜観光におすすめの道だと思います。

 

 

そういえば、桜木町にロープウェーってできたの?

一応鉄道だから、また一人ロープウェイでもするかな。

 

 

 

 

 

 

 

今だから言えることですが。

成人式の晴れ着持ちにげで世間を騒がした

 

和服店と私がかつて在籍し、倒産して社長以下

幹部が行方不明の介護施設運営会社が桜木町の

 

同じビルの7階フロアに隣同士だったという

偶然があったりしました。