6月15日


世の中「古道・街道」ブームですが(?)、
ついにこのフィールドにまで手をつけてしまいました。


まだ素材をさっぱり集めてないという、
多分、息の長いシリーズになりそう。

っていうか終わるのか?
なので気まぐれ細切れ時間があるときに。

とはいえ、鉄道って街道に沿って引かれたところが。
特に地方の古い路線は多いんです。

なので「旅鉄」の一環でしょう←無理くり。


それに、バイクだと入れないとこ多いから。


なぜそうなったかは色々回ってみてというか、
コースが意外すぎて面白い。


例えば「旧甲州街道」。

元は小仏峠を越えたり、笹子峠を旧道ではなく、
4000mの新笹子トンネルを歩いて踏破なんて、

YouTuberみたいなアイディアから生まれました。
地図で見たら都内、多摩区間もかなり手強わかったり。


今回のコースも意外性ありすぎでした。
多摩川のウォーキングのために地図を見ると、

細道に「旧甲州街道」と。何〜、こんなとこ通ってたの?
それは多摩川にぶつかったところにあった「日野の渡し」に。


もう一つの興味は去年の台風19号で
日野橋が再起不能になったので

どうなってるか見たかったので。


「旧甲州街道」とある生活道路は立川からでも
いけましたが、そこは「鉄」。


初降りの駅がいいというわけで、
南武線「西国立駅」からスタート。



あたりは大きな立川病院や合同庁舎のある市街地の
外郭住宅地って感じです。

立川駅から日野橋へ続く都道を日野方面に。
多摩川の谷へ降りていく道ですが、

緩い下り坂が続いてます。
そこから住宅街へ入る狭い道が「旧甲州街道」に

続いてる道ですが、そうではなく
「奥多摩街道」との交差点の先に標識が。



どうやらそこからが「旧街道」のようです。
とはいえ、「街道情緒」ないなあと歩いていくと、

残堀川を越え川だったところが根川親水公園に。
すると新奥多摩街道に出ました。

今は開通してる可能性大ですが、

この時は「日野橋」方面には×印。
「日野橋は渡れません」の看板が。





興味深いので日野橋の方へ行ってみると、
完全封鎖してあって、警備員さんが。



台風の被害で、橋脚がガタガタになって道路が波打って
たのですが、改築に近い復旧工事を行ったようで、

橋にはきれいな道が。
復活が近いことを感じました。



新奥多摩街道を横切ると「旧甲州街道は、
多摩川の堤防の100mくらい前の工場のある二股で

突然終わってました。
しかし、終点らしき場所には石碑が並んでいました。



そこが「日野の渡し」立川側らしいです。



河川敷はグラウンドなどになってますが、
例の自粛期間のため軒並み封鎖されてました。

当然ながら多摩川には痕跡はありませんでした。



日野橋が通れないので、モノレールの側道で
多摩川を渡って日野側に。

説明板以外は何もありませんが、
写真がついていて、多摩川の水量に驚きました。



今の川幅いっぱいに大河のように流れていたなんて。
この渡し舟は今の「日野橋」が完成するまで

続いてたそうです。


「旧甲州街道」はモノレールの側道から別れ、
旧R20にぶつかるまで続きますが、

改良された4車線の幹線道路に上書きされてるので、
面白みがなさそうなので、多摩川ウォーキングを

開始しました。ここも二年という時間は、
景色をまったく変えていました。



この「旧街道シリーズ」は長丁場なので、
コースに組み入れた時を中心に書いていきたいです。



今までも旅先や移動のために結構歩いているんですけど。