8月29日
連続夜勤で朝帰ってきました。健康上の問題があるから止めてくれって頼んであったのに、鬼じゃ。
おかげで体調悪いです。

ここんとこ音楽の話が続いたんで日記ものでも。
っていってもヘヴィな話だけど。

よく「人世最後の時どうなれたら幸せ?」ってよくある質問ですよね。
私は、「ワンダホーでまんざらでもなかったじゃん」って笑って死ねたら幸せじゃん。って思ってるんですが、綺麗ごとじゃなく事実として今の私の仕事って「利用者さんの人世のエンディング」に手を貸す仕事って思ってるんですよ。
事実、前のところでは寝るまで元気で、次の日出勤してきたら亡くなってたって聞かされたこと何回もあるし。
そう考えると現状、お世話してる人にとってこれが幸せなんだろうか? って思うんですよ。
まぁ、家族から預かっている以上、危険があってはならないことはわかるんですけどね。

一番端的で考えさせられた例が、85越えの糖尿持ちの人かな。
先に急死の話を書いたけど、共通してるのは80代以上の人なんですよ。
…っていうことは、その歳を越えると今日が「人世最後の日」リスクが増えるってこと。
そう考えれば食いたいもの食って、飲みたいもの飲んでが一番だと思うんですよ。勝手ですが。
でもDr.や施設の立場からすれば、持病を悪化させることは「悪」になるわけですよね。
で、減量の指示が出てごはんが減らされたんですよ。もちろん本人にDr.が説明したけど頑固だから聞く耳持たなかったみたい。
それ以来その人からよく言われるんですよ。「ご飯が急に減らされてお腹いっぱいにならなくて腹立つ、なんでだ」って。
心臓とか動脈硬化みたいに急死リスクのある持病なら仕方ないけど、糖尿は合併症でも起こしてない限り今日明日どうこうなる病気じゃないわけじゃないですか。
ましてや85越えの歳。施設にいたら食事が最大の楽しみ。減量しないで悪化させて何かなっても家族も寿命と思うんじゃないかって、リタイヤしてる親も話を聞いた人も言うんですよ。それより腹減らせてる方がかわいそうじゃないって。
どっちがいいんでしょうね。そんなことを時々考えます。
まぁ、仕事はそんな優しいことしてあげられないくらい物理的に無理があるから、右から左に流すようになってしまっているんですけどね。それがイヤって言ってる人、仲間に何人もいるんですが。