8月10日
灼熱に焼かれ、俺の全身は重度の火傷
死の体液が漆黒の血と共に流れ
意識は遠のく
だが奴は言う、お前には神の援助はない。
死の盾
それが戦う者の定なら
従うのが運命なのか
血の涙を流し
手首を自ら切り裂く
熱く流れる自らの血も
心の傷ほど痛みはない
愛も求めても終わりは裏切り
安息の地はない
切り裂かれた心
笑うのは神の姿をした悪魔
何を求めても終わりは崩壊
安息の日はない
無気力
麻薬に頼り作り笑いをし
禁断症状に全身を虫が這い回る
求めるのは安息
それさえも許されない
希望・人情、すべて綺麗ごと
あるのは冷たい現実に
無力にたたずむ俺