5月6日
昨日雑誌の仕事って書いたけど、それにまつわる面白いエピソード。

今でこそ介護を仕事にしてますが、雑誌好きがこうじて本屋のバイトを経てエロ漫画誌の編集を仕事にしてました。
何年かは会社の仕事だけやってたんですが、色々コネができバイトでエロ文章ライターを副業にやるようになったんですね。
職業ライターって名乗っている人が、ペラ1枚(200文字)1万数千円で安いなんて言ってますが、エロ本は編集費が安いから駆け出しだと1ページ8千円とか取材、デザイン込みで1万円なんてざらだったんですよ。
今はいくらか知りませんが。

お金の話はともかく、その頃の話。
アパートで一人暮らしでしたが、出社が昼という業界なので朝にゴミ出しができないので深夜や早朝、いけないんですがそんな時間に出してたんです。
ライターの仕事もしてましたから、編集部から献本って掲載誌が送られてくるんですが、さすがに連載だとどんどんたまって邪魔になるんで、雑誌、新聞の日にエロ本とわからないように、上下に読んでる一般誌をはさんで混ぜて縛って出してたんですよ。
しかし、こういう物って見つけて持って行く人がいるんですね。
ガッチリ縛ってほどけないようにして出してるのに、たまに朝コンビニに行く時とか見ると、ほどいてエロ本だけ持って行かれていたりしたんですよ。
しかも毎月出すと必ず。そこにはエロ本が捨ててあるってわかって持って行ってるんでしょうね。
多分、やるとしたら中、高校生でしょう。でも通学途中でバラしてるのを見られたくないだろうから大人なのかな?
それで小学生がほどけて残ったジャンプとか座って読んでたからおかしかったです。

今はネットだからわざわざ本を買わなくても動画が見れますからねえ。
スマホの画面で見ても小さくてつまんないと思いますが。
だから児童にスマホ持たせる時は成人向けサイトを見れないように、フュータリングをONにしてと言いますが、外し方なんて詳しい友だちに聞いて外しちゃうんじゃない。
ちゃんと内臓された児童用機種にしないと。

まだ成人マークや棚を仕切らなかった時代、小学生がエロ漫画を立ち読みしてるのを見ていかんよと思って注意しましたよ。エッチがどういうものかわからんうちにエロ漫画を見て、こういうものだって思ってしまうのは作ってる者としてもよくないことだよと思いましたから(笑)

写真はさすがにエロ写真は載せられないので、元JUDY AND MARYの恩田さんが在籍していたXの先輩「PRESENCE」のデビュー直前に雑誌の付録でついたシートレコードです。PRESENCE