久々にハマりました!

元来、BLドラマって見ないんですよ。

かつて(といっても20年ほど昔)「藍宇」「孽子(ニエズ)」に爆ハマりして生活全般がおかしくなった時がありましたが(爆)

あれはどちらも歴史に残るほどの(言い過ぎか)傑作なので、しかもBLという軽いノリでは語れない代物だったりするので、自分の中では別ジャンル。

 

なのである意味お初かも指差し

台湾の三立電視と日本のSOPが共同制作したオリジナルBLドラマ。

三立といえば、2000年初めに台湾偶像劇ブームを作り出したところ。

とにかくあの頃の台湾の偶像劇は面白かった!

今でこそ大陸のドラマに追い越されてしまった感はありますが、あの頃はとにかく日本も含め亜州地域は三立の作り出す偶像劇に夢中でしたね。

このドラマも三立お得意のコメディタッチでいながらホロっとさせつつ、ロマンチックなシーン満載の偶像劇に仕上がっています。

 

主演の二人、毛祁生と蕭鴻のCPが凄く良い!

 

 

毛祁生はもともとYoutuberでかなり有名な人だったらしく、その後俳優になり大陸で活動していたようです。

確かに古装劇も含めてわりと数出てますな…

Youtuberから俳優?って思いましたけども、台藝術大学を卒業しているので全く素人ってことではなさそう(なので日本のその辺りの人と一緒にしないほうがいい)。

しかも、中学、高校はアメリカで過ごしていたようなので英語もネイティブ。

ABCという話もあるようですが、よくわからず。

顔の系統は鄭元暢かチュ・ジフンか。

あっさりした美形だしスタイルも素晴らしい。

 

蕭鴻はこのドラマがほぼほぼ初出演というわりには、芝居が上手い!

このドラマは彼のキャラクターと演技力があってこそと言っても良いかも。

小柄で俊敏で顔も小動物系でしゃべり方も表情も全てがカワイイ。

目鼻立ちがはっきりしたお顔はいかにも台湾の俳優さんという感じ。

 

横暴なオレ様社長の毛祁生に仕えることになった素朴で純情な新人秘書の蕭鴻という設定はありきたりだし、物語の展開も2回目ぐらいで見えてしまうのですが、それでも見続けたいぐらいこの二人の役者に魅力がありました。

この背の高さの違いも萌えポイントですが。

 

 

そうそう…と思い出したのですが、台湾は日本並みにドラマの宣伝活動が激しいんですよ。

なので様々なテレビ局にも出るし(ケーブル含む)、今だとネット番組にもかなりの数出ます。

後はファンを招いての上映会。

で、何が凄いって番宣でも上映会でも場所選ばずこの二人は本気でキスしまくっていること!

宣伝のためにはどんなシチュエーションであろうとこの役の設定を準ずるという契約をしたのかどうなのかわかりませんが、至極真面目に全うしております。

というか、契約云々の前に常に自然に絡み合ってる二人なので元々の相性がいいんだろうなというのも伺えますが。

系列の他のBL作品に出ている役者さんたちは「演じている」感じに見えるので、この二人だけ空気感が違う。

目の前で濃厚なキスシーンを見せられるファンはどういう気持ちでそれを見るんでしょうかあんぐり

なんか…凄い世界ですな…

 

「藍宇」に出た劉燁は役に入り込むあまりにクランクアップした後も役を引きずり、相手役の胡軍とあえて会わないようにと監督からお達しが出たという逸話が残ってたりするので、同志を演じるということはやはり特別な関係になるのかなと。

 

全然ドラマのレビューをしてませんがオエー

物語のあらすじや予告編は下記をご覧ください。